12月14日、神奈川・相模原市にある津久井湖へワカサギ釣行。食い渋りの中でポイントを探り、結果的に467尾と楽しめたのでレポートしたい。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・なおぱぱ)
津久井湖でワカサギ釣り
今回の船宿は津久井湖にある沼本ボート。同店ではボートでのワカサギ釣りが可能だ。津久井湖最上流域に位置しており、ポイントも比較的近い、ボート桟橋から手漕ぎで20分以内の場所での釣りがメイン。船長自身が例年ワカサギ孵化作業も手掛けており、放流数も1億粒と多く、いつもながら同地での釣果も安定している。
船長も釣りをしながら、刻々と変化していく状況を把握している。そのため釣れている場所を的確に教えてくれるので、我々釣り人にとっても心強く安心な船宿である。
実績の12番ロープへ
今回は6時30分と、少し早めの現着。船頭に状況を教えて貰うと、現在は最下流エリアの11番ロープから13番ロープまでが狙いであるとのこと。私は前回、12番ロープで爆釣できたこともあり、迷わず12番ロープへとボートを漕いで向かった。
当日のタックルは自作先調子竿35cmに延長アダプターを取り付けた電動リール。今回は電動リールに高比重のハイテクワカサギラインを巻いて実釣。仕掛けは自作9本バリ(袖1号)と下バリ構成、オモリは3号でエサは紅サシを3袋用意した。
前回同様に魚探を掛けてポイントを確認していく。現在、津久井湖の水位が下がっているようなので、深場が釣れるだろうと12番ロープの真ん中辺りにボートを係留した。朝イチはワカサギ釣り師がトンネルロープや13番ロープに集中していた。前回の経験だと、こちらは14時前には群れの入りが止まることを考慮して、ワンド寄りに移動する考えでタックルを準備した。
11番ロープへ移動
準備中に濃い群れが通り、魚はヤル気に見えたので、中層を中心に群れをとらえていく。やはり「12番ロープは間違いないな」と、30分くらいはウハウハ状態である。
だが魚影の割には掛かりが悪く、明らかに前回のような多点祭りが少ない。それでも8時15分で113尾なので、続行していると反応がだんだん薄れていくことに…。そして9時36分で204尾になるも、魚探から反応が消えてしまった。
そして、常連も魚探を掛けながらいろいろポイントを探っている。私も動かないとまずい状況なので、前日に一番釣れた11番ロープエリアへと移動を決めた。
底釣りで316尾
現在の最下流エリアなので12番ロープからでも10分掛かるのだが、ポイントも離れているので釣れる可能性は高いだろう。到着してみると濃い反応があり、底釣りも楽しめそうな感じだ。
朝イチからココへ来ていれば…と後悔するくらいだった。時間的にもまだ間に合うだろうと13mの底釣りを楽しみながら、たまに中層の足早な群れを追いつつ12時30分で316尾となんとか数は増えていった。