日本海ロックフィッシュゲームでアイナメを好捕【北海道】強風をフロロカーボンラインで攻略

日本海ロックフィッシュゲームでアイナメを好捕【北海道】強風をフロロカーボンラインで攻略

今回は釣り仲間と全く土地勘のないエリアでのロックフィッシュゲーム。悪天候で厳しい状況でしたが、何とか魚をキャッチすることができたので、その様子をお届けしたいと思います。

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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・久末大二郎)

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久末大二郎

北海道札幌市在住。北海道の四季を感じながら、ロックフィッシュを求めて釣行してます。皆さんがロックフィッシュの魅力を感じるような記事書けるように頑張ります!

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ショア ソルトルアー

日本海でロックフィッシュゲーム

今回は釣り仲間と短時間釣行。札幌から2時間ほどの日本海側のエリアへ向かいました。小樽方面の日本海エリアでは何度か釣行したことがありますが、今回は初めてで全く土地勘のない石狩~増毛方面での釣行です。

ロックフィッシュが盛んなエリアではなく、どちらかというとサケや海サクラマスで知られる地域ですが、初場所でどこまでできるか、自分がどれほどスキルアップしているかのチャレンジという観点でもポイントに向かうまでワクワクした気持ちでした。

筆者がいつも釣行する噴火湾エリアはロックフィッシュの魚影が濃いのですが、札幌から向かうには峠を越えて運転する必要があり、正直なところ負担は大きいです(笑)。

比較すると、今回向かった石狩~増毛方面は道も平坦で比較的通いやすいと感じました。短時間釣行の際にまた足を運んでみようかなと思います。

余談ですが、道中の紅葉がとてもきれいでした。

日本海ロックフィッシュゲームでアイナメを好捕【北海道】強風をフロロカーボンラインで攻略ポイントへ移動中(提供:TSURINEWSライター・久末大二郎)

使用タックル

・ロッド:DAIWA BLAZON C610MH-2
・リール:DAIWA TATULA SVTW 103SHL
・ライン:Seaguar フロロハンタータクト 12lb
・シンカー:Junglegym ビーンズシンカー 10g
 ・フック:DECOY キロフック #3
 ・ワーム:NORIES 2-1/2 PADTUE リザーバーシュリンプ

 

 

山に囲まれた漁港でスタート

釣行当日の日本海側は爆風で海も荒れている状況。加えて急な気温の低下で、なかなかのタフコンディションでした。

幸い山に囲まれており、風を少しだけ遮ることができる漁港だったため、ラインが横風に流されないような場所を選びながら撃っていきました。

まずは広範囲を探るために湾内にキャスト。地形をサーチしていると、全体的にゴロタでハードボトム。いつも撃っている噴火湾エリアの漁港は基本フラットで、堤防際に基礎やケーソンが入っているような地形が多く、今回はいつもと違う地形で面白いなと思いつつサーチしていました。

すると、堤防際に差し掛かるところでバイトがありましたが、フッキングには至らず。そこから港内を転々として何度かバイトを拾うことはできたもののキャッチはできず、シビアな状況が続きました。

初場所の港内を探りつつ感じたのは、全体的に地形が良すぎて逆にメリハリがないこと。海も荒れ気味だったため、少しでも変化があって穏やかな場所を探すことにしました。

オスのアイナメをキャッチ

船上げ場の横にテトラ帯が湾内まで続いており、魚も居つきやすくて一つのワンド状になっている場所を撃つことにしました。

日本海ロックフィッシュゲームでアイナメを好捕【北海道】強風をフロロカーボンラインで攻略当日攻めたポイント(提供:TSURINEWSライター・久末大二郎)

漁港に着いたときに「撃ってみたいな」と思っていたエリアでしたが、横風が強く少し避けたかったので、他のポイントを撃った後にエントリーすることに。

なるべく風の影響が少なくなるように、比重があるフロロラインを巻いたベイトタックルを選びました。本当はスピニングPEのライトリグで勝負したかったのですが、この場所を撃つには横風が強すぎてどうしようもない状況だったため、ベイトタックルをチョイス。

開始早々バイトがあるも乗せることができず、すかさず同じところをトレースするとティップに”ゴン”と重みが乗り、フッキング!婚姻色に染まったオスのアイナメをキャッチできました!

日本海ロックフィッシュゲームでアイナメを好捕【北海道】強風をフロロカーボンラインで攻略オスのアイナメを手中(提供:TSURINEWSライター・久末大二郎)

タフコンディションで大きな収穫

初場所で、しかも悪天候というタフな状況の中でなんとかアイナメを仕留めることができて良かったです。
普段通わないエリアでの釣りも新鮮で楽しいと改めて感じました。

冬に入るとアイナメは越冬モードに入るため、産卵が絡むシビアな秋シーズンを楽しみつつ、引き続きフィールドに通っていきたいと思います。

<久末大二郎/TSURINEWSライター>