山口県の山口市は「2024年訪れるべき場所」に選ばれた話題の地。関東在住の私には遠い存在でしたが、ある日、山口の隣長門市出身の友人が3月に車で帰ることに。運転交代を申し出て、急遽山口県への観光とグルメ・釣り旅行が決まりました。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・アングラー「K」)
山口県(山口市を含む)の魅力
山口市は京都をまねて町づくりをした場所なので佇まいが京都と似ています。観光としては国宝瑠璃光寺五重塔(五重塔は現在修復中)を筆頭に洞春寺や常栄寺など、由緒ある寺院が数多くあります。
また、瀬戸内海、日本海と三方を海に囲まれた県なので海岸沿いの絶景、釣りも楽しむことができます。
さらに山口市だけではなく下関市にはCMでも使われた角島にかかる絶景の角島大橋、美祢市にある特別天然記念物のカルスト台地の秋吉台・秋芳洞等、岩国市には錦帯橋・岩国城と様々な魅力があります。
私の山口県満喫計画
旅行の期間は8日間です。長門市は私の住む地域からは約1,100km離れています。車で移動であれば行き(1日)と帰り(1日)で2日間を要します。
すると観光と釣りで使える日数は6日間です。友人は用事が終わったら私の釣りと観光に付き合ってくれるということで彼が用事の時は自力で釣りをすることにしました。
付き合ってくれる日は天候に応じて観光にしたり釣りをしたりという行き当たりばったりですが最高の計画になりました。
楽しみにしていた釣りは早く来すぎた?
長門市に着いた次の日は彼が用事なので周辺をランガンしました。山口県は瀬戸内海に面しているのでそこでの釣りも考えましたが面倒くさがりの私は近場での釣りを選択し日本海側で釣ることにしました。
それでもロケーションは素晴らしく良い雰囲気の漁港が多数点在していて釣り場としての山口県のポテンシャルを強く感じました。しかし、いくら探しても魚がいない……。なぜ?
どうやら前日に降った雨と記録的な寒波で時折雪も舞う天候に魚の活性が下がってしまったようです。
関東よりも格段に温暖な気候を予測していたのですが、読みは甘かったようです。それでも一生懸命キャストを繰り返します。しかし、結果は全然魚からの当たりは得られず屈辱の坊主……。
成果は漁協の職員の方や地域の方々が優しく話かけてくれたり釣れそうな場所を教えてくれたり山口県の人たちの優しさに触れることができたことだけでした。
ただその中で気になったのは漁協の方の「まだメバルには時期が早いよ。」の言葉です。今回の遠征が意外に厳しいと感じざるを得ませんでした。