走水沖でアジ釣り
7時15分、13人を乗せて出船。私たちは左舷トモ2番から並んで座る。航程10分ほどでスローダウン。「水深70m、底から3~5mでやってください」とのアナウンスで開始。
イワシミンチをまきエサカゴに詰め、船宿支給の赤短をハリに装着して投入。着底後、仕掛けがナジんだ頃合いをみて、数回まきエサを振ったら底上3mで止めてアタリを待つ。
1、2投目は竿先に変化なし。最近は中型メインに数が釣れているので、「まきエサが効き始めればそのうち寄るだろう」と思っていると、3投目に竿先にクンクンとアタリ。タタキサイズをダブルで取り込む。
青イソメが好調
このあと、船上がにわかに活気づいて、あちらこちらで釣れ始める。瀬口さんは、ハリス2号2mの3本バリ仕掛けで、一番下バリに青イソメ、上2本のハリに赤短を装着。「今日は青イソメのほうが食いがいい感じ」と言いながら、ダブル、トリプルと連チャンして絶好調。
一方、渓太は右から左に流れる速い下り潮に苦戦。トモの人とオマツリが多発してしまい、イマイチ調子に乗れない。
トップは90尾ゲット
それでも、ベテランは順調に数を伸ばす。ほかを寄せつけないハイペースで釣り上げているのは、右舷ミヨシの大山さん。ハリス3号3本バリ仕掛けを使い、着底後にまきエサをチョンチョンと振り出し、少し上げてステイ。これを指示ダナまで小刻みにおこないながらアタリを出していく。ダブルやトリプルと連続ヒット。
13時に沖上がり。40cm頭にトップは90尾。スソは渓太の35尾、私は50尾、瀬口さんは55尾だった。
<週刊つりニュース版APC・間宮隆/TSURINEWS編>
出船場所:走水
この記事は『週刊つりニュース版』2024年月日号に掲載された記事を再編集したものになります。