秋本番となった10月13日、三重県津市を流れる安濃川へハゼ釣りに出かけた。当日の潮は大潮で、満潮は午後5時20分。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩)
安濃川でちょい投げハゼ釣り
ポイントは安濃川に架かる安濃津橋と桜橋の間の右岸側。午後3時に到着し、堤防道路の空き地に駐車する。
河原にはセイタカアワダチソウが黄色い花を咲かせ、道路脇にはススキが淡色の穂を伸ばしている。キンモクセイのオレンジ色の花からは甘い香りが漂い、秋色全開だ。
上げ潮のタイミングで釣り開始
釣具をコンパクトにまとめ、近くの階段下のフラットな部分に釣り座を構えた。潮は上げてきているが、手前は底が丸見えだ。水深が深くなるまで周辺を探ってみようと釣り支度を始める。
当日の使用タックル
リール付きのコンパクトロッドを伸ばし、小型テンビンにオモリ3号をセット。流線7号2本バリ仕掛け、半分にカットしたイシゴカイを刺して前方へチョイ投げする。
オモリはすぐに着底。イトフケを取り、イトを張りながらゆっくりリールを巻いてさびく。
なかなかアタリが来ない
水深が浅いのでハゼがいればサイトフィッシングが楽しめそうだが気配がない。左右に投げ分けて探っても反応なし。
静かな時間が流れていく。鴨の群れが気持ちよさそうに泳いでおり、時々グエッグエッと鳴き声が聞こえる。シラサギは浅瀬で水面を見つめ魚を狙う。なんだかのんびり気分になってくる。