5月中旬、鹿児島県のトカラ列島へクエ狙い遠征釣行してきた。屋久島の栗生港をトータス3で出船、本命クエにカンパチが続々と浮上した2日間の釣行をレポートする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・上村圭治)
クエ狙いトカラ列島遠征釣行
5月中旬の2日間、鹿児島県のトカラ列島へクエ狙いで遠征釣行した。10日の午前5時半、屋久島の栗生港をトータス3で出港。
ニヨン礁に到着後、船長はムロアジを釣り、私はライトジギングで宙層のツムブリを狙う。私に即ヒット、ガンガンとラインを出されるが、ドテラ流しのため船の援護がなく厳しい。残り25mで良型カンパチを確認し、16kgを取り込んだ。
ムロアジを確保してクエ釣り開始。1投目ヒットしたがサメにやられてしまう。サメを避けるため移動して再開すると、ニ枚潮で底が取れない。根掛かり覚悟で仕掛けを着底させることに集中、根ズレでハリスを痛めながらカンパチを数匹取り込んだ。
本命クエ26kgをゲット!
午後になり二枚潮攻略法がつかめたので、海底を攻めた。スーッとロッドが舞い込んだ。ロッドを取り電動リールからイトを出したり戻したり、やっと根を切り18kgのクエをゲット。ポイント移動後、同じ攻め方で26kgのクエをゲットした。快晴だがウネリが高くなったので、午後3時半に沖上がりした。
カンパチ40kg浮上
翌日は口之島から5時半出港。サンゴ曽根へ向かった。天気は曇りでウネリはない。二枚潮は続いていたので、前日と同じ攻め方でカンパチを追加。正午近くになりアタリが止まったが、粘り強く底取りした。
「大物の前触れだね」と船長と話していると、視界からロッドが消える勢いで突っ込んだ。ロッドを取り、根を切りながら本命と確信する、慌てず対応して27kgの本命を追加した。次の流しでも7kgをゲット。
最中釣果
午後になり再びウネリが出たので、午後2時に沖上がりした。潮流は最悪だったが、船長の巧みな操船で2日間釣りができたことを感謝しながら栗生港へ帰港した。
今回の釣果はクエ7~27kg4匹、カンパチ7~42kg19匹、イソマグロ15~28kg3匹、アオチビキ7kg1匹。
<週刊つりニュース中部版APC・上村圭治/TSURINEWS編>
屋久島トータス3
出船場所:屋久島町・栗生漁港