磯の高級魚として知られるアカハタ。新鮮なものは刺し身で最高だ。今回は「アカハタのサラダ仕立てを紹介。釣り人ならでは贅沢なひと品だ。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・松田正記)
アカハタの旬
アカハタの旬は初夏。ちょうど腹太の時期で、丸々と肥えた良型が釣れる。九州地方では5月後半から6月いっぱい。7月ごろからは産卵期に入り、脂が抜けていく。その後は秋口から荒食いが始まり、晩秋から初冬に再び美味しくなる。
持ち帰り方
ハリ掛かりしたアカハタはナイフなどを使って絞め、潮氷に「ザブン」。魚全体をキンキンに冷やして持ち帰ることが鮮度を保つコツだ。
下処理
持ち帰ったアカハタは頭とワタを取り、腹側(内側)を水洗いすれば下処理は完了。すぐに調理しない場合はキッチンペーパーに包んでラップをかけ、冷蔵庫に入れておけば一週間ほど持つ。
刺し身にする
下処理後は3枚におろして皮を剥ぎ、刺し身の状態にする。
タレ(ドレッシング)が絡みやすいよう細く切るといいだろう。
野菜の上に盛る
あとはレタスやタマネギなど野菜の上に刺し身を盛り、好みのドレッシングをかければ完成(今回はタマネギのスライスを使用)。野菜のシャキシャキ感と、刺し身のコリコリした食感が絶妙だ。
<松田正記/TSURINEWSライター>