サビキ釣りでサッパ入れ食い【愛知・碧南海釣り広場】カーブフォールが有効?

サビキ釣りでサッパ入れ食い【愛知・碧南海釣り広場】カーブフォールが有効?

ゴールデンウイーク真っただ中の5月4日。筆者の主宰する釣りクラブのメンバーでタレントの神咲さやかさん、釣具のイシグロフィッシングアドバイザーの山川翔さんと一緒に愛知県の碧南海釣り広場へ出かけた様子をレポートしたい。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・戸松慶輔)

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碧南海釣り広場でサビキ釣り

いよいよサビキの本格シーズンに入ってきた。碧南海釣り広場も、連日サビキの釣果を耳にするようになり、期待を込めての釣行となった。

午前5時に到着すると早朝にもかかわらず釣り人でびっしり。これだけ入っていると釣り場を選ぶわけにもいかず、どんどん奥へ歩いて空いている場所を探す。

サビキ釣りでサッパ入れ食い【愛知・碧南海釣り広場】カーブフォールが有効? サビキ釣り仕掛け(作図:週刊つりニュース中部版APC・戸松慶輔)

放水口より随分奥に3人入れるスペースを見つけて準備を開始する。タックルはイシグロオリジナルプレミアムマルチセット。3mの振り出しロッドと小型スピニングリール、ナイロンラインのセットだ。サビキやチョイ投げに扱いやすくお勧めの入門用セットだ。

山川さんはカワセミのママカリサビキ、さやかさんはNEOアジマッチというピンクスキンのサビキで、名物のサッパを狙う。エサは開封してすぐ使える手軽さが魅力のマルキユーのアミ姫。

「白スキン」でサッパ好キャッチ

仕掛けを足元に落とし、サオを上下に振って誘う。山川さんはサッパの多点掛けに成功し、さやかさんにも早速アタリ。ウルメイワシとサバが2匹釣れて「釣れたよ~」と久しぶりのサビキ釣りに喜びを隠せない。

サビキ釣りでサッパ入れ食い【愛知・碧南海釣り広場】カーブフォールが有効? 碧南海釣り公園でサビキ釣りを楽しむ(提供:週刊つりニュース中部版APC・戸松慶輔)

さらに2人は連続ヒット。サオを上下に誘いながらまきエサに同調させると、サビキにサッパやサバがアタックしてくる。

山川さんのママカリサビキには白スキンが付いており、この色がサッパは大好き。碧南のサッパ狙いには外せない定番色だ。対するさやかさんもサッパやサバを上げているが、こちらはピンクスキン。サッパ以外の魚も狙う場合は、他のカラーのスキンがいいようだ。

サビキ釣りでサッパ入れ食い【愛知・碧南海釣り広場】カーブフォールが有効? サビキ釣りで連掛け(提供:週刊つりニュース中部版APC・戸松慶輔)

仕掛けを入れれば何かしらの魚が釣れ続けて絶好調。足元より少し奥の方が反応がよく出ており、山川さんは少し奥へ仕掛けを入れてカーブフォールでヒットさせている。周りの人も奥へ仕掛けを入れてたくさんのサッパを釣り上げている。

さやかさんも同じ釣り方でサッパや小サバを連続ヒットさせてサビキ釣りを堪能。ここで私も山川さんのサオを拝借して楽しむことにした。

連掛け多発で80匹ゲット

やや奥へ仕掛けを届け、イトを張りながらカーブフォールさせていく。水中で軽くしゃくり上げ、イトを張りながらカーブフォールを繰り返していくと、サオ先がコンコンと震える感触でアタリが出る。サオを立てて巻き上げてくるとサッパの3連掛けに成功。続く1投でも4連とかなり魚影は濃いようだ。

サビキ釣りでサッパ入れ食い【愛知・碧南海釣り広場】カーブフォールが有効?サビキ釣りで4連ヒット(提供:週刊つりニュース中部版APC・戸松慶輔)

その後も、さやかさんと山川さんは同じ釣り方でサッパや小サバを中心にどんどん釣り上げていき、最終的にはトータルで80匹ほどの釣果となった。少ないながらもイワシや豆アジが交じり、久しぶりとなるサビキ釣りを堪能したのだった。

ゴールデンウイークど真ん中で多くの人でにぎわっていた碧南海釣り広場。その人気ゆえに少し気になったのが、ゴミ箱からゴミがあふれ、周辺にゴミ袋が積んであったことだ。ゴミを捨てるためのゴミ箱だが、あふれてしまえばそれを片付けるのは管理者となる。気持ちは分からないでもないが、自分のゴミは持ち帰るようにすると、さらに釣り場がきれいになるだろう。長く快適に楽しむためにも、まずは釣り場をきれいにすることを心がけて釣りをしよう。

<週刊つりニュース中部版APC・戸松慶輔/TSURINEWS編>

▼この釣り場について
碧南海釣り広場
この記事は『週刊つりニュース中部版』2023年5月26日号に掲載された記事を再編集したものになります。