九州地方のメバルは荒食い期に入り、肉厚の良型が釣れ始めた。今回は「メバルのカクテル」を紹介。酒の肴として最高だ。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター松田正記)
メバルの旬
メバルの旬は冬から春。冬は抱卵し始める前がよく、身の味が濃い。九州地方では12月ごろ。一方、春は産卵後の体力回復のため、荒食いするころ。脂がのり始めるのは3月末からといわれる。
釣り場での下処理
釣れたメバルは、そのままクーラーに収める。ただし、25cm前後の大型はナイフなどで絞め、血抜きしたほうがいい感じに絞まる。
自宅での下処理
持ち帰ったメバルは頭とワタを取り、水洗いすれば下処理は完了。すぐに調理しない場合はキッチンペーパーに包んで冷蔵庫で保存するといい。
3枚おろし
下処理を済ませたら、3枚におろす。20cm前後の小型は大名おろしが簡単でラク。
大きいものは一般的なおろし方で。いずれもウロコが付いたまま行うと、皮を剥ぐ際に千切れにくい。
サク取り
3枚におろしたあとは皮を剥いで中骨と腹骨を取り、サク取りにする。身にウロコが付いた場合は軽く水洗いし、キッチンペーパーで水気を拭き取っておこう。
刺し身にレモン汁
サク取り後は刺し身にする。5~6mm幅だと味が馴染みやすい。
これを皿に盛り、レモンを絞り、薄口しょう油を少し垂らせばできあがり。レモンがない場合は市販のレモン汁でOK。コリコリ感とさっぱりした味わいは、酒の肴にうってつけだ。
<松田正記/TSURINEWSライター>