1月14日は2023年の初釣行。昨年アナゴが釣れた愛知県の大野漁港周辺へ、天丼の具材としてアナゴとキスをキャッチするべく釣行した。昨年この周辺でキスが釣れたので、今回は本格的に狙ってみるつもりだ。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・石川友久)
大野漁港でアナゴ&キス釣り
自宅を午後4時に出発。フィッシング遊長久手店でアオイソメを購入して現場へ向かう。6時30分に到着すると、路面は雨でぬれているが、気温は14度。完全防寒していると全く寒くない、いや動くと少し暑いくらいだ。無風で海面は湖のように穏やか。投げ釣りには絶好のコンディションだった。
前回釣れた70m付近に仕掛けを投入して様子を見るがアタリはない。アナゴは場所を移動したようだ。誘いながら20mほど引くとアタリがあり、早速アナゴをキャッチする。今年の初釣果はマアナゴだ。この日は50m付近の反応がいいようだ。アナゴがいる場所が分かったので、2本目のサオを出して周辺を集中的に狙う。
キス不発もアナゴ好調
アナゴ狙いのポイントが分かったので、キス用の3本目のサオを出す。2本バリ仕掛けを付けて70m付近に投入すると、アナゴがダブルで掛かった。どうやらキスは場所を変え、代わりにアナゴがいるようだ。
しかもキス用に付けたアオイソメによく掛かる。アナゴ専用の2本のサオよりよく掛かるが、キスバリなのでハリ掛かりさせるのは難しく、すぐに外れてしまう。エサもキス用に短くしたアオイソメなのでアピール力も低いはずだが、それでも食ってくる理由は何か。おそらくテンビンの腕による誘うような仕掛けの動きが効いているのではないか。次回はテンビンにアナゴ仕掛けをセットしてみたい。
アナゴ料理を堪能
時間が経過するにつれて型が良くなり、午後10時30分くらいにピークに達し、それ以降は活性が下がってエサが残るようになったため納竿した。釣果はアナゴ20~45cm18匹(30cm以下はリリース)、カサゴ1匹。今年も伊勢湾のアナゴは健在だ。小型のアナゴは天ぷら、大型はかば焼きにして食べたが、脂が乗っていてうまかった。
<週刊つりニュース中部版APC・石川友久/TSURINEWS編>
大野漁港