チョイ投げ釣りで20cm頭にキス14匹【和歌山・田ノ浦漁港】 好ゲストにカワハギ

チョイ投げ釣りで20cm頭にキス14匹【和歌山・田ノ浦漁港】 好ゲストにカワハギ

12月3日、紀北の田ノ浦漁港でキス釣りを楽しんだ。ルアータックルを使ったチョイ投げで狙ったが、釣果はキス20cmまでを14匹、ゲストとしてチャリコ4匹、カワハギ、キュウセンの小型が1匹ずつ。短時間ながら多彩な釣果を得た当日の模様をリポートする。

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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター牧野博)

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牧野博

初めて投げ竿を持ったのはもう50年近く前、関東で就職してからクラブに入会し、投げ釣りの面白さに魅了されました。根掛かりの多い砂地の磯場や河口内でわざわざ引き釣りをするという特異な習性があるほか、秋にはヘラ竿を持って汽水域を徘徊することもあるようです。

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海釣り 投釣り

田ノ浦漁港で短時間釣行

朝晩の冷え込みが強くなってきた。店頭の野菜や魚も、一気に冬ものにかわりつつある。しかし投げでは、キスとカレイが同時にきたり、カスゴやベラなども姿を見せ、多彩な魚種に出あえる楽しい時期である。

12月3日、夕方少し時間ができたのでキスと遊びにいく。紀北の田ノ浦漁港へ入ったのが午後3時過ぎ。日暮れまで2時間ほどの釣行である。一番奥の湾口で竿を出す。

タックル

今回はライト釣行で、ルアーロッドと中型投げ専リールのコンビ。中古で購入した竿を使用。サクラマス用の竿であるが、9ft8inchのMLと扱いやすい長さと硬さ、そしてカラーリングがルアーロッドでは異彩で、和竿を思わせる竹地色なのも気に入った。リールはキャスティズムの25でミチイトがPEライン0.8号+チカライトPE。全体の重量が軽いので、本当にライト感覚で使えそうだ。

10号のミニL天に4号の単糸を直結し、ハリス止めを介してハゼバリ6号の2本バリの仕掛けを付け、軽くスリークオーターで投げる。ガイドはKガイドの8点仕様であるが、軽く70~80m位は飛ぶ。全体にガイドの口径が大きめなのでライントラブルも全くなく、スピードスイベルを付けたままでリールまで巻き取れるので扱いやすい。

1匹目は13cm

モゾっとした小さな魚信を捉え、まずは秋ギスの13cmが姿を現した。穂先は細めなので、感度は非常によく、順調にキスを追加してゆく。たたくような独特の魚信で小型のカワハギも取り込んだ。わずか1時間半ほどであるが、何とかツ抜けを達成。

日暮れ方になり、さらに活性が上がったようで、落ちギスサイズの18~20cmもきた。魚体は暖かく、まだまだ活性が高いのだと思う。竿がライトで、しなやかな曲がりをするので、このサイズが来ると結構楽しめる。また、20cm弱のチャリコが15cmほどのキスと一荷でくるなど、夕マヅメはやはりチョイ投げでもチャンスだといえる。

チョイ投げ釣りで20cm頭にキス14匹【和歌山・田ノ浦漁港】 好ゲストにカワハギ良型キスの一荷も(提供:TSURINEWSライター牧野博)

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