あれもこれも値上げ。食料品も根こそぎ値段が上がっている印象だ。そんな物価上昇が止まらない今だからこそ、あらためてコスパの良い釣魚料理をご紹介させていただきたい。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター宮崎逝之介)
アングラーにも物価上昇の影響
物価上昇が止まらない。資材やエネルギー価格の上昇や円安などその原因は複雑多岐に渡る。その影響は釣り業界にもおよび、我々アングラーの活動も脅かしかねない事態になっている。釣具の価格も値上がりし、相対的な実質賃金が減少していることから、釣行に対する家族からの圧力が強くなっているアングラーもいるのではないだろうか。
そんなアングラーたちが持続可能な釣り活動をおこなうために、家計にも貢献し家族にも喜ばれるコスパ釣魚料理を紹介したい。
スシロー「シャリ玉」活用握りずし
以前にもご紹介させていただいたものだが、大手回転寿司チェーンスシローがお持ち帰りメニューとして提供する「シャリ玉」は、コスパにもタイパにも優れた釣り人お助けメニューだ。握りずし用のシャリ玉が24貫分で店舗にもよるが、税込みで400円前後。
![釣り人的【家計サポート】レシピ3選 すり身や味噌漬け活用して「物価上昇を乗り切ろう」](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2022/12/be7a5fff69517ed35480b25086e6da64.jpg)
握りずしは、日本人の国民食といわれるほどの人気料理だが、自分で作るとなるとご飯を炊いて酢飯を作りシャリを握るというプロセスが必要。これは時間とスキルを要し、ハードルが高いが、スシローのシャリ玉を利用すれば、刺身をのせるだけでよいのでコスパもタイパも最高。まさに新鮮な釣魚と高品質低価格なシャリ玉との最強タッグだ。
スシローのアプリを使えばスマホから予約と決済ができるので、釣りをした帰り道に予約したシャリ玉を受け取ることもできる。さらにスシロー店舗で小袋入りのしょう油とわさびとガリももらうことができるのでありがたい(実はこのしょう油とわさびのクオリティがかなり高い)。釣魚の魚種が豊富なときはもちろん、仮に魚種が1種類くらいで少ないときでも、シンプルな刺し身乗せのほか、炙りと漬けにすれば3種の寿司ネタを楽しむことができる。
シャリ玉を利用して家族に握りずしを振るまえば、ご家族は「また、お魚釣ってきてね」と快く次回の釣行にも送り出してくれることでしょう。
![釣り人的【家計サポート】レシピ3選 すり身や味噌漬け活用して「物価上昇を乗り切ろう」](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2022/12/1ad9aef2193a16c5287e3d62a7521c51.jpg)
西京焼き
漬け焼きのなかでも、筆者のイチ推しは西京焼きだ。味が好みなのはもちろんだが、味噌漬けの状態でかなり長期間冷蔵保存が効く上に(筆者実績約1か月)、西京味噌自体が塩分を抑えてあるため、長く漬けておいてもしょっぱくなり過ぎず保存性に優れた料理なのだ。
![釣り人的【家計サポート】レシピ3選 すり身や味噌漬け活用して「物価上昇を乗り切ろう」](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2022/12/b0623e2025df79465093d964c406d536.jpg)
最初にある程度まとめて漬けておけば、あとは好きなときにグリルで焼いて食べられる常備菜として活躍してくれる。ごはんのおかずに困ったら西京焼き。もう一品ほしいときにも西京焼き。酒の肴にも西京焼き。お弁当のおかずにも西京焼き。忘れたころに西京焼き。西京焼きはほんとにいろんな場面で活躍してくれるので、そのたびに家族内でアングラーの釣果がクローズアップされることにもなる。これがいわゆる西京焼き最強説だ(笑)。
西京焼は青物でも白身魚でも多くの魚に適している。詳しいレシピは筆者の過去の記事を参照してほしい。
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