あれもこれも値上げ。食料品も根こそぎ値段が上がっている印象だ。そんな物価上昇が止まらない今だからこそ、あらためてコスパの良い釣魚料理をご紹介させていただきたい。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター宮崎逝之介)
すり身揚げ
すり身揚げは地域によってはさつま揚げや揚げ蒲鉾とも言われるが、多くの魚で調理可能なうえ、中途半端な切り身も余すことなく使い切ることができる。また、複数の魚種をミックスしても問題がないどころか、味が深くなりグレードアップする。なので、食べきれない魚をまとめてすり身揚げにすれば釣魚を無駄にすることなくおいしく完食することができる。
また、あまった野菜なども一緒にミックスすることも可能。さらに、骨が多くて調理しにくいエソなどのリリース常連魚もおいしくいただくことができる。魚が苦手なお子さんもすすんで食べてくれることが多い料理でもある。
できあがったすり身揚げはそのまま食べるほか、おでんや鍋料理の具材としても活躍してくれる。自家製のすり身揚げは既製品の練り物の何倍も美味だ。おまけに、冷凍保存もできるので重宝する。すり身揚げは、まさに物価上昇対策にうってつけな節約レシピかつ万能レシピといっていいと思う。
筆者の過去の記事ではマダイのすり身揚げとエソのすり身揚げのレシピを紹介している。
<宮崎逝之介/TSURINEWSライター>