イワシの栄養素は健康づくりに役立つものばかり。丸ごと食べるのが理想だが、頭や骨、ワタまではちょっと……。そこで今回はスーパーに売ってある小イワシを使った「自家製オイルサーディン」の作り方を紹介する。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター松田正記)
イワシの旬
イワシは一年を通してスーパーなどに並んでいるものの、初夏ごろのものが腹太で丸々と肥えておいしい。
旬を迎えると値段も手ごろで、朝獲れの新鮮なものがほとんどだ。
選び方
選び方は料理によって異なる。刺し身や塩焼きだと、大ぶりなものがいいが、オイルサーディンに適したサイズは小イワシ。20cm以下のもので、「マイワシ刺し身用」の表示があるとGOODだ。
下味を付ける
作り方の手順は次の通り。まずは小イワシをボウルに移し、塩を軽く振る。これに水を注ぎ、4~5時間置く。
オイルの割合
下味を付けた小イワシはザルで水を切って鍋に移し、ニンニクとオイルを注ぐ。理想はオリーブオイルだが、サラダ油と半々に割ると安く済む。
火加減
鍋を火にかけたら、中火でオイルの温度を上げていく。初めのうちはボコボコと大きめの気泡が出るので、この時点ですぐに弱火にする。
煮込み時間
煮込み時間は、おおむね40分。魚と一緒に入れたニンニクがこんがりと茶色になればできあがり。熱々よりも少し冷まし、レモンを絞って食べると最高だ。
保存OK
保存する際はタッパーに入れ、冷蔵室へ。そのままだと1週間から10日持ち、冷凍すれば3か月ほど持つ。ただ、冷凍と言ってもオイルなのでカチカチに凍ることはない。食べる時はレンジで少し温めると風味が蘇る。
<松田正記/TSURINEWSライター>