9月1日、埼玉県のびん沼川へ今季最後となるタナゴ釣りに出掛けた。今回は朝から夕方までフルタイムで挑戦。しかし、アタリが少ないうえに釣れるタナゴも小さく、予想以上の苦戦を強いられる。そこでハリを小さくして対応すると、徐々に釣果が上向き、最終的には87尾を手中にした。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・なおぱぱ)
タナゴ釣りで人気のびん沼川
びん沼川は、言わずと知れたヘラブナ釣りのメッカ。足を運ぶたびに多くのヘラ師を目にするほか、バス、コイ、タナゴなどを狙う釣り人も多い。
さまざまな淡水魚を狙える首都圏屈指の釣り場といっても過言ではないだろう。
そんなびん沼川で、今回は今季最後となるタナゴ釣りを堪能することにした。
フルタイムのタナゴ釣りに挑戦
午前6時過ぎに現地へ到着すると、朝はなんとも涼しく快適。これなら休憩を挟みながら、一日フルタイムで遊べそうだ。
釣り座の様子(提供:TSURINEWSライター・なおぱぱ)今回もいつものタナゴ釣りタックルを用意した。
当日のタナゴ釣りタックル
竿は45cmのタナゴ竿。ミチイトはサンヨーナイロン「VALCAN(バルカン)」0.3号を使用し、タナゴウキとオーナー小丸目印をセット。
ハリはオーナー「一寸タナゴ」と「魅玄タナゴ」、エサにはマルキユー「野釣りグルテン ダントツ」を使用した。
開始早々からアタリが遠い
ポイントへ向かうと、お目当ての釣り座にタナゴ師はいない。すぐに場所を確保して釣りを開始した。
先月、午後から入って実績のあった釣り座だけに期待していたものの、なかなかアタリが出ず本命も掛からない。
エサ付け重要(提供:TSURINEWSライター・なおぱぱ)しばらくするとポツポツ釣れるようにはなったが、明らかに先月より平均サイズが小さい。
ただでさえアタリが少ないうえ、掛けるのが難しい小型ばかり。なかなか数を伸ばせず、早くも参りそうな展開だ(笑)。
小型対策でハリをサイズダウン
釣れてくるタナゴのサイズを考えると、このままでは厳しい。
経験上、こういう状況ではハリのサイズを落とすと効果があるため、「一寸タナゴ」から、より小さな「魅玄タナゴ」へ交換することにした。
筆者としては良型のカネヒラも狙いたいので、大物をバラす可能性を考えると悩ましい選択でもある。
しかし、そもそもアタリが少なく、掛けられなければ始まらない。まずは目の前の小型タナゴを確実に掛けることを優先した。
ハリ交換で釣れるペースがアップ
この変更が功を奏した。明らかに掛かりが良くなり、少しずつ数も増え始める。
一方で、7cmクラスのタイリクバラタナゴや同等以上のカネヒラを数回バラしてしまった。写真映えを考えれば、やはりサイズのある魚も欲しいところではある。
とはいえ、今の釣況ならこれでいい。とにかく釣りというものは、釣れなきゃ楽しくはない(笑)。
ゴールデンタイムも不発?
9時を回ったころ、常連のタナゴ師が隣へ入った。釣果を聞かれたので「渋い」と答えたものの、それでもやってみるとのこと。
誘って誘ってアタリを出す(提供:TSURINEWSライター・なおぱぱ)普段なら8~11時ごろはバンバン釣れることもある時間帯だが、この日は様子が違う。常連さんもしばらく竿を出したものの、「アタリがない」と嘆いている。
筆者の釣り座では、たまにアタリをもらえる程度。それでも実績のあるポイントだけに、数を伸ばすならここで粘るしかない。
3時間で20尾の厳しい展開
時間が経つにつれ、掛かってくるのは2cm少々の小型ばかりという時間帯もあった。誘って、なんとかアタリを出して、それを掛けていく。
悶絶な釣りだがやめられない(提供:TSURINEWSライター・なおぱぱ)開始から3時間で約20尾。時速10尾にも届かないペースで、さすがにメンタルも参りそうだ。常連さんは我慢できず、上流のカネヒラポイントへ移動していった。
しかし、筆者はそのまま粘る。
11時前後にようやくペースアップ
粘った甲斐があったのか、11時前後になると突然アタリが集中した。
短時間ながらバンバン釣れるタイミングがあり、11時20分の時点で46尾。序盤の苦戦を考えれば上出来の釣果だ。
ただ、水中の自作タナゴ入れにキープしていても、小さなタナゴは弱り気味。
そこで一度リリースし、午前中の釣果を撮影してから魚を水へ戻した。
午前中の釣果は46尾(提供:TSURINEWSライター・なおぱぱ)ここまで粘って、どっと疲れも出てきた。フルタイムで楽しむと決めているので、午後の部に備えて休憩することにした。
午後もタナゴを拾い釣り
30分ほど休憩し、13時過ぎからタナゴ釣りを再開。午前中とは違い、珍しくポツポツと安定して釣れる。
観察ケースで癒された(提供:TSURINEWSライター・なおぱぱ)夕マヅメのチャンスタイムがあるかは分からないが、とにかく手を止めずに釣り続けた。
その結果、15時までに28尾を追加。爆発的ではないものの、厳しい状況を考えれば悪くないペースだ。
ラスト2時間は再び我慢の釣り
ところが15時を過ぎると、アタリが再び激減。期待していたチャンスタイムもなく、思うように数が伸びない。
それでも「誘っては掛ける」を繰り返し、厳しいなりになんとか魚を拾っていく。17時までに13尾を追加したところで、さすがに我慢の限界を迎えた(笑)。
午後は41尾追加(提供:TSURINEWSライター・なおぱぱ)体力的にはまだ問題ない。しかし、メンタルがもう限界だ。これ以上頑張っても仕方がないと納得し、ここで納竿することにした。
一日粘ってタナゴ87尾
最終釣果は午前46尾、午後41尾の合計87尾。
釣果はタイバラ87尾(提供:TSURINEWSライター・なおぱぱ)目標としていた大きなカネヒラや「キーホルダー」のような良型タイリクバラタナゴこそ出なかったが、この日の厳しさを考えれば十分すぎる釣果だろう。
小型化したタナゴに合わせてハリを小さくし、アタリが遠い時間帯もひたすら誘って拾っていく。派手な入れ食いこそなかったものの、できることはやった。
87尾は上等の結果(提供:TSURINEWSライター・なおぱぱ)午後の釣果を撮影して、すべてリリース。とにかく疲れたが、朝から夕方までよくやったと思いたい(笑)。
<なおぱぱ/TSURINEWSライター>



