今回は筆者が最近はじめたばかりの、淡水小物釣り界の「究極の癒し」であるタナゴ釣りを紹介したい。はじめるまでは繊細な釣りで難しいイメージがあったが、挑戦してみるとそんなことはなく、初心者の方でも楽しめる釣りだと感じている。
（アイキャッチ画像提供：WEBライター・竹内尚哉）
究極の癒し「タナゴ」釣り
タナゴといえば淡水小物界でモツゴ（クチボソ）と並ぶ最小のターゲットである。その可憐なルックスは抜群であり、婚姻色に染まる魚体は凄まじく綺麗だ。掛けてラッキー、引き味良し、観察して癒される、と良いことずくめである。そんな惚れ惚れするような魚と、椅子にまったり座りながら戯れて写真に収めるのが私の心の癒しどころだ。
淡水小物最小のターゲット「タナゴ」（提供：WEBライター・竹内尚哉）タナゴ釣りタックル
自作した85cmのノベ竿に、0.6号のミチイトを竿いっぱいに結び、タナゴ釣り用の親ウキ、プロペラウキ、目印の順に付ける。極小ハリス止めにタナゴ専用針を付けて、親ウキトップが水面位置にくるように板オモリで調整。
親ウキもしくは水中のプロペラ、目印変化でアタリをとるイメージ。エサは野釣りグルテンダントツで挑む。
釣果にこだわる場合は『カウンター、スケール付き観察ケース、証拠写真』が必須となる。今回の針は、がまかつ極タナゴ、オーナーばり魅玄タナゴを使用した。
愛用のハリ（提供：WEBライター・竹内尚哉）・竿＝85cm自作グラス竿
・ミチイト＝0.6号（サンラインべーシックフロロ）
・ウキ＝タナゴウキ
・ハリ＝がまかつ 極タナゴ、オーナーばり 魅玄タナゴ
・オモリ＝板オモリ
・エサ＝野釣りグルテンダントツ
使用する仕掛け（提供：WEBライター・竹内尚哉）タナゴの釣り方
クチボソ同様に仕掛けが馴染む時のアタリと誘いによってアタリを誘発し、アワセを入れて掛ける釣り。ウキ釣りと言えばウキ釣りだが、ミャク釣りとウキ釣りを足して2で割ったような釣り方だ。
クチボソと同じ釣り方で釣れるが、生息している場所であれば釣ること自体はそれほど難しくないので、タナゴ釣り初心者でもきっと綺麗な魚体に出会えるはず。
