伊勢湾のサーフでキスが大量に釣れているとの情報から、7月20日に三重県津市の町屋海岸へ出かけてみた。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・横山准司)
1投目から14連掛け
今年の気象はどうなっているのだろう。7月から猛暑日が始まり、8月に入りさらに酷暑日が表明された。この暑さのなか、今年のサーフからのキス釣りは全国的にかなり出遅れていた感じだったが、最近になって各地で異常なまでの釣果が聞こえてくるようになった。
私の住む三重県の伊勢湾でも、7月前半はあまり良くなかったが突然びっくりするぐらいの釣果に変わってしまった。三重県でサーフを始めて30年近くになるが、このような急激な変化はあまり例がないように思う。
当日は気温がかなり高く熱中症が懸念されたので、早朝の3時間だけと決めた。午前5時すぎに釣具を持って浜に降りると、キス釣り師が大勢来ている。比較的人が少ない北側方面へ向かい、適当な場所で釣座を構えた。辺りを見渡すと、結構釣れているようだ。
こちらは9連掛け(提供:週刊つりニュース中部版APC・横山准司)私も魚影が濃いことを想定し、15本バリでスタート。1投目からアタリがガンガン入り、リーリングが重く感じながら仕掛けを回収すると、1投目からキスが14連で掛ってきた。その後素バリはなく、毎回6~10連が多々あり多点掛けの練習をすることができた。
時間の経過とともに気温が上昇してきたため、予定通りの3時間で終了した。結果は123匹。小型が多かったが、満足できる釣行となった。
予想を超える人出
8月に入り、前回の釣行の後も釣れ続いているとの情報が入ってきたので、8月1日に再度出かけてみた。潮は中潮、満潮が午前7時1分、干潮が午後1時33分。予報ではかなり暑くなるが、釣れているとの話を聞くと、ついつい出掛けてしまう。釣友たちが何人か来るようなので、現地で一緒に釣る予定だ。
当日は土曜日ということもあり、人出が予想されたので午前3時ごろに起床し、現地へは午前5時前に到着した。すると予想をはるかに超える車の台数だ。他県ナンバーもかなり多い。
好調続く町屋海岸(提供:週刊つりニュース中部版APC・横山准司)車を止めタックルを降ろし、先に来ていた仲間数人とあいさつを交わし砂浜へ向かった。砂浜へと通じる護岸から下をのぞくと、等間隔に釣り師がびっしり並んでいる。右も左も人だらけ。キス釣り師が圧倒的に多い。
取りあえず北側は人が少ないようなので、北側で釣り座を構えることにした。釣友と話しながら歩き、北側カルバートより手前でサオを出す。
コンスタントにヒット
人が多いので、いったんハリ数は10本、サオはキススペ405b+、リールもキススペcp、ハリはビクトルキス5号10連結、テンビンは自作の半遊動にオモリがムク25号、エサはイシゴカイだ。1投目は5色出し切りへ投入した。
イトフケを取り探り始めると、すぐにアタリが出た。前回の連掛けが思い浮かぶが、アタリが少ない。2色を残して回収すると、キスが5連で掛かってきた。少し期待が外れた感じだ。型もあまり良くない。
仲間の様子を見ると、やはり少し型が小さく、数も少ないようだ。エサを付け替え、2投目は5色半へ投入。探りを開始すると、少し探った所でアタリが出た。やはり少し型が小さい。連掛けを狙い探るが、
7連掛け(提供:週刊つりニュース中部版APC・横山准司)3投目、4投目も思ったような釣果が出ない。何投か繰り返すと、巻き取ってくるミチイトの表面が少し汚れている。水質が悪くなっているように感じる。このところ気温が高く、降水量は少なく風も弱い日が続いているので、プランクトンの死骸が表面に浮いているのかもしれない。
取りあえず素バリがない状態で、毎投キスは掛かってくる。キャストを繰り返しているとアタリが少なくなり、型も小さくなってきた。釣友も少しずつ移動を開始した。私も小移動しながら追加したが、小型が多い。
18cmを頭に97匹
少し遠投すると、マシな型が付いてくるが続かない。釣友の方へ移動し状況を聞くと、釣れてはいるが小型が多くあまり思わしくないようだ。私もキャストしてみたが、先ほどいた場所の方が良かったのではと感じる。
話しながらキャストを繰り返すと、時々少しマシなキスが7連くらいで掛かってくる。時間の経過とともに暑さが厳しくなってきたので、午前10時すぎに納竿とした。
97匹キャッチ(提供:週刊つりニュース中部版APC・横山准司)釣果は18cmを頭に97匹で束には至らず。今回の感じでは前回より数が少なかったが、釣りとしては十分楽しめた。
今回気づいたことは、先述のように海水がかなり汚れてきていること。仕掛けを回収すると、スプールの表面が汚れているのが分かる。回収中タオルでミチイトをつかむと、タオルにヘドロ状の汚れがこびり付く。
このような状況下では、酸素濃度が下がってくることが懸念され、キスは沖に出るか流れのある所へ移動する。少し雨が降って海水温が下がれば良いのだが。
最後に、この浜はボランティアの方々が定期的に清掃活動をしてくださっている。感謝しつつ自分のゴミは忘れずに持ち帰るようお願いしたい。
<週刊つりニュース中部版APC・横山准司/TSURINEWS編>
町屋海岸



