大阪湾奥の大阪南港エリアでタコの釣果が上向いてきた。まだ良型主体とはいかないものの、新子サイズを中心に数釣りが楽しめる状況となっており、本格シーズン到来の気配だ。今回は大阪南港魚つり園と湾奥の沖堤防を連日調査。苦戦と爆釣が入り混じった2日間の模様をレポートする。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・夕日とぼうず)
大阪南港魚つり園でエギタコ釣り
5月28日の前回釣行では、5時間ノーバイトから一転、夕まずめの3時間でタコつ抜けを達成した。「では午前中はどうなのか?」その疑問を確かめるべく、6月4日は大阪南港魚つり園へ向かった。
釣り場に到着したのは9時27分。いつものようにタコエギにサバの切り身を巻き、足元を中心に丁寧に探っていく。しかし、なかなか反応は得られない。ようやく仕掛けに重みが乗ったと思えば、掛かってきたのは海底に沈んでいたサビキカゴ。苦笑いしながら仕掛けを回収する。
マダコ2杯の釣果
それでも諦めず探り続けていると、11時4分、一緒に釣行していた釣り人に待望のヒット。しかも人生初となる「狙って釣ったタコ」だったそうで、喜びもひとしおだった。その余韻が残る中、今度は筆者の竿にも違和感が伝わる。しっかりアワせると、待望の1杯目が姿を見せた。
さらに11時13分には2杯目を追加。いずれも200g前後の新子サイズだったが、しっかり足元で反応を得られたことに手応えを感じた。この日はもともと短時間釣行の予定だったため、2杯をキャッチしたところで納竿とした。
足元でキャッチした新子サイズ(提供:TSURINEWSライター・夕日とぼうず)湾奥の沖堤防でタコ調査
翌6月5日は、以前から気になっていた大阪湾奥の沖堤防へ向かった。荒天の影響で渡船スケジュールが変更となり、11時出船。11時17分に堤防へ上陸した。
渡船前から釣果情報は聞いていたが、やはりサイズは魚つり園と同様に新子主体とのこと。それでも数は出ているようで期待が高まる。現地で顔見知りの釣り人に話を聞くと、「今日は沖向きばかり釣れてるよ。内向きはまだ厳しいね」との情報をもらった。
しかし、高所恐怖症の筆者にとって、高くて幅の狭い沖向き側の堤防は心理的ハードルが高い。安全面も考慮し、まずは投げやすい内向きで勝負することにした。ところが状況は予想以上に厳しかった。
2時間粘ってわずか1杯。その間にも背後の沖向きからは、タコを抜き上げる歓声やネットインする声が聞こえてくる。頭では「沖向きが正解」と理解していても、なかなか決断できない時間が続いた。
内向きでようやくキャッチ(提供:TSURINEWSライター・夕日とぼうず)沖向きでマダコ入れ掛かり!
苦戦が続く中、ついに筆者は覚悟を決めた。長いハシゴを登り、高い堤防上へ移動する。足元を見るだけで少し足がすくむ。しかし、ここまで来たらやるしかない。そして沖向きでの1投目。
タコエギを着底させ、ゆっくりと誘いながら引いてくると、竿先に独特の重みが乗った。すかさずアワせるとヒット。あっさりと1杯目をキャッチできた。さらに2投目でもヒット。
そして3投目、4投目、5投目――。まさかの連続ヒットで、一気に入れ掛かりモードへ突入した。「やはり沖向きだったか」そう実感するには十分すぎる展開だった。
最終便まで釣れ続き26杯
時合いのピークこそ落ち着いたものの、その後もタコからの反応は続いた。連発する時間帯もあれば、しばらく沈黙する時間帯もある。しかし、ポツポツと追加できる状況が夕方まで継続する。結果的に最終便まで釣れ続き、リリースした3杯を含めると26杯をキャッチ。
前日の魚つり園での2杯と合わせると、2日間で計28杯という好釣果になった。また15時以降になると300~350g級も混じり始め、サイズアップの兆しも感じられた。まだキロ級の大型が主体となる時期ではないものの、数釣りを楽しむには十分な状況といえる。
リリース分を含め計26杯(提供:TSURINEWSライター・夕日とぼうず)大阪南港のタコシーズン本格開幕
今回の調査では、大阪南港魚つり園、そして大阪湾奥の沖堤防の両方でタコの釣果を確認することができた。サイズはまだ新子主体ながら、確実に個体数は増えており、数釣りシーズンに突入した印象だ。
今後は水温上昇とともにサイズアップも期待できる時期を迎える。大阪南港エリアの陸っぱりタコ釣りは、これからさらに面白くなっていきそうだ。
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<夕日とぼうず/TSURINEWSライター>
南港魚つり園

