埼玉県寄居町にある円良田湖が両ダンゴの爆釣シーズンを迎えた。とくに桟橋では連日高釣果が続出。タナとエサがマッチすれば型もそろい、それこそ枚数イコールキロ数の釣りも夢ではない。現在、水位は満水。周囲の新緑も相まって釣りをしていてサイコーに気持ちがいい。愛竿と使い慣れたエサを持って、パラダイスの世界へ出かけてみよう!
(アイキャッチ画像提供:週刊へらニュース編集部)
円良田湖の概況
5月27日現在、水位は満水。水色は若干悪い感じもするが、釣りにはさほど影響はないようだ。これでひと雨降り水が入れ替わりいったん下がった水温が回復すれば、魚の活性はさらに増すものと思われる。
円良田湖の概況(作図:週刊へらニュース編集部)釣況は目下のところ並レベル。束釣りなどの爆釣報告は少ないが、それでも釣り方次第で40~50枚は狙える。タナも好みで浅ダナ~深宙とどのタナでもウキは動いているようだ。
ポイント
円良田湖のポイントを紹介しよう。
常管桟橋
目下一番人気で例会なども入りエサ打ちひん度は高め。魚の寄りもいいが、エサ慣れした魚なので攻略しがいがあるだろう。
常管桟橋の北向き桟橋(提供:週刊へらニュース編集部)なお同桟橋の東向きは、朝のうち逆光でウキが非常に見づらい。これを嫌うなら取水塔へと伸びる北向き桟橋がお勧め。日中は太陽を背にするので、パラソルで直射日光を遮りやすく順光なのでウキも見やすい。
なお東向きの釣り座は満水でも底が取れる。東から順に深くなり目安は竿16→24尺と取水塔に寄るほど深い。
梨の木桟橋
常管と人気を二分するのが梨の木桟橋。東向きのみの片面打ちだが一部を除き桟橋幅が広いので、釣り人の後方を歩きやすい。なお境沢ワンドを正面に見る釣り座は朝のうち逆光でウキが見づらい。可能ならウキが山陰に入る釣り座を選ぼう。無知な記者は入口から近いからと安易に選択し、ウキが見えなくて閉口させられた。
梅林・旅館前桟橋
混雑を避けたいなら、これら2つの桟橋がお勧め。とくに駐車場から遠い旅館前なら、いつ行っても混雑なしで釣りが可能。また旅館前は桟橋が広々としているので開放感もある。
舟釣り
近年、例会を除きめっぽう利用者が減ってしまった。時代の流れとはいえ、寂しい感は否めない。普段からエサ打ちされていないので寄せるまで時間を要するだろうが、寄ってしまえば桟橋とは異なり魚を独占できる。
陸っぱり
屏風岩前やヌカリ谷津などが人気。春の乗っ込み期は上流部で大型が出ることでも知られている。日並み次第では桟橋の釣果を上回ることもあり、意外な穴場かもしれない。なお釣り台必携で長靴などもあったほうがいいかも。また滑落には十分注意してもらいたい。
釣り方とエサ
永遠の初・中級者である記者に釣り方のアドバイスなど書けるはずもない。こうすれば釣れるなどとおこがましいにもほどがあるので、実釣の事実である「こうしたら釣れた」を元に今回は執筆させていただく。
まず両ダンゴのエサ持ちに関して。
それまで釣れていたタッチなのに急にエサが持たなくなった!
これにはさまざまな要因があるわけだが、釣れていたタッチのエサをいじくり回すのはちょっともったいない気がする。そこでお勧めしたいのがハリのサイズアップ。今回記者はそれまでギガリフト10号を使用し、それを13号に替えたらエサが持つようになり力強いアタリが出始めた。
ハリの表面積が増えればそれだけエサに接する面積も増え必然的にエサがそれまでより持つようになる。しかもハリの重量が増したことで沈下速度も増し、さらにタナまでエサが入れやすくなったものと思われる。
舟釣りも可能(提供:週刊へらニュース編集部)なお勘違いしないでほしい。何も13号を使いなさいなどとは言ってはいない。要するに今までよりもハリを大きくするだけで、エサをいじらずともエサ持ちがよくなる可能性があると言うこと。
エサで調整できる人ならそのほうが簡単だ。それに引き換え、ハリを替えるとなるとエサ落ち目盛の変更など面倒なことが増える。しかし一つだけ利点はある。それは仮に替えてよくなかったとしたら、すぐにでも元に戻せるってこと。いじくり倒したエサを元に戻すのは至難の業でも、ハリだけなら100㌫復元が可能だ。
なお実釣取材に限った話かもしれないが、タナ(竿の長さ)によって魚のサイズが明らかに異なったことも付け加えておこう。またいいサイズ(いい魚)が釣れるタナほど釣りが簡単。
たとえば今回のケースでは竿15尺チョウチンがそれに当てはまったわけだが、最初こそエサが持たずに苦労したが前述の対策などによって釣りが決まりだすと、毎回決まったナジミ位置でアタリが出るようになりヒット率もよかった。
魚影が濃く良型が楽しめる円良田湖は、今後ますます両ダンゴ釣りが面白くなる。とくに空いている平日なら両ダンゴで十分楽しめるので、腕に覚えのある人には打ってつけの釣り場だろう。
<週刊へらニュース編集部/TSURINEWS編>
円良田湖
料金:舟¥2800、桟橋¥2100、陸¥800。桟橋が傾くので腰痛持ちの方は釣り台があると便利。舟はライフジャケット必携。

