7月27日、ようやく今シーズン初のケタバス釣行に行くことができた。午後から始まった琵琶湖釣行、7月の猛暑の中で挑む5時間の勝負。河口、河川、湖の中央を転々とし、狙いはハスとニゴイ。ポイント移動を繰り返しながら苦戦するも、夕マヅメのラッシュで一気に釣果を伸ばし、大満足の一日となった釣行の様子をお届けしよう。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・松田久史)
琵琶湖のハスゲーム釣行
午前中に仕事を終え、正午に出発。滋賀県長浜市の琵琶湖に到着したのは午後2時。7時の日没までの5時間勝負の始まりだ。明るいうちに何匹かキャッチして、夕マヅメを迎えたいところ。
東岸の河口からスタート。岸際にエントリーしてみると、足に感じる温度はお湯…。歩を進め、河口に近づくと水温が下がるとともに、ベイトの数も増えてきた。
目を凝らしてみると、ベイトを捕食している魚たちの姿が見える。ニゴイが群れで捕食しているようだ。わずかだがハスらしき姿も見える。
水面のざわつきを目印に、キャストをするとヒット。しかし足元でバレてしまう。しばらく粘るもノーヒットなので、ポイントを移動する。
20cmクラスのハスを手中
次は河川だ。ウエットウエーデイングスタイルなので、流れる流水が心地良く感じる。先ほどのお湯とは全く違う。水深が浅い所にはハスはいないようだが、少しソ行すると落ち込みの下、水面がもじる辺りでライズしているのが見えた。
まずトップで誘ってみるが出ない。ミノーにチェンジし、トゥイッチをかけながらリトリーブするとヒット。20cmクラスのハスだ。これ以降バイトはあるが、ヒットに結びつかないため再移動。
ポイントを探しながら移動するが、めぼしいポイントを見つけられないまま時間はすでに4時近くとなってしまった。少し早いが、最後に入る浜へと向かう。
到着するとバスアングラーが立ちこんで遠投している。ここの水温は最初のポイントよりは低いが、さすがに河川内よりは高い。
ライズを狙い撃ち
魚がいるか信じきれない水温だ。昨年来た時はベイトのアユボールが沖に見えていたのだが、今回は全く見えない。移動しながらファーストリトリーブで探っているとヒット。何か判断しかねる引きだったが、キャッチしたのはニゴイ。
さらに進むとライズ発見。ベイトがいればハスもいるはずだ。ここぞとばかりに、トップにチェンジして投げまくる。ドッグウオーク!ドッグウオーク!ダイブ!ドッグウオーク!
ああなんて気持ちいいんだろう。トップは投げてるだけで気持ちいいなぁ天なんて高尚なアングラーではない私は、なんとしてでも釣り上げたい。