潮干狩り上級者パパが子供にすすめた自由研究:東京湾奥『三番瀬』に住む貝を調べてみた

潮干狩り上級者パパが子供にすすめた自由研究:東京湾奥『三番瀬』に住む貝を調べてみた

三番瀬(さんばんぜ)と言えば、東京湾奥、主に浦安から船橋にかけて広がる干潟。ここにはアサリやハマグリはもちろん、多くの貝達が生息しています。この干潟と、ここに住む軟体動物について深く掘り下げてみると……実に興味深いですよ!

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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)

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尾崎大祐

埼玉県在住。二児のパパで趣味はサラリーマン。釣りをはじめとした食材採取に全精力を注いでいます。

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興味を持ったら潮干狩りへ……しかし!?

「これを夏休みの自由研究のテーマにしたい」と思い立ったらいざ潮干狩りへ! と言いたい所ですが……現実はそう甘くはありません。三番瀬はコロナ禍、海難事故の増加により、立ち入り禁止になってしまった干潟が多く、唯一自由に立ち入ることができる江戸川の河口エリアも、8月ともなるとアカクラゲやアカエイも増えてしまうことから、慣れていないと大きな海難事故につながりかねません。

というわけで、潮干狩りにあまり慣れていない子供が実際に三番瀬の貝を採るには、安全に潮干狩りが楽しめる、ふなばし三番瀬海浜公園(開催期間:4月~6月頃)、もしくは江戸川の各船宿が行っている潮干狩り渡船(4月~7月末頃)を利用し、前もって採っておくという「超前倒しプラン」が必要となります。というわけで、この自由研究課題は来年へ持ち越し。

諦めるのは早い!

「この自由研究課題は来年へ持ち越し」なんて書いてしまいましたが、諦めたらそこで試合終了。

潮干狩り上級者パパが子供にすすめた自由研究:東京湾奥『三番瀬』に住む貝を調べてみたアサリは実は愛知県産が多い(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)

策を凝らせば、意外と手段はあります。第一に今は昔と違い、「超」情報化社会。冷房のきいた家にいながらある程度の調査は可能。

潮干狩り上級者パパが子供にすすめた自由研究:東京湾奥『三番瀬』に住む貝を調べてみた赤貝の缶詰は実は……(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)

そして、現場は干潟だけではありません。近所のスーパーやコンビニにも貝はたくさんいます!

潮干狩り上級者パパが子供にすすめた自由研究:東京湾奥『三番瀬』に住む貝を調べてみたコンビニのおつまみコーナーで見つけました(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)

干潟に行かなくても、逆にこういう変化球アプローチの方が面白かったりします(笑)

ふなばし三番瀬環境学習館に行ってみよう

潮干狩り上級者パパが子供にすすめた自由研究:東京湾奥『三番瀬』に住む貝を調べてみた環境学習館は公園内にあり(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)

とはいえ自由研究をより素晴らしいものにするには、そしてより先生に「頑張った」をアピールするには、もうひと頑張りしたいところ。

潮干狩り上級者パパが子供にすすめた自由研究:東京湾奥『三番瀬』に住む貝を調べてみた写真撮影はOKとのこと(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)

そんな「もうひと頑張り」の、筆者おすすめのスポットがふなばし三番瀬環境学習館。

潮干狩り上級者パパが子供にすすめた自由研究:東京湾奥『三番瀬』に住む貝を調べてみた三番瀬について(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)

ここでは、三番瀬に住んでいる貝をはじめ、魚、カニ、エビ、鳥に至るまで、様々な生き物についての紹介がされています。

潮干狩り上級者パパが子供にすすめた自由研究:東京湾奥『三番瀬』に住む貝を調べてみたわかりやすい標本もあり提供:)

大人の筆者でも舌を巻いてしまう展示が多々ありました。

潮干狩り上級者パパが子供にすすめた自由研究:東京湾奥『三番瀬』に住む貝を調べてみたこの展示だけで模造紙一枚分は稼げそう(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)

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