今回は春の大型アオリイカを求め、エギングでは初の地となる出雲へ、遠征エギングとして行ってまいりました。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライターYAHA)
3泊4日のエギング遠征釣行
日本海に面しリアス式海岸が続いている島根県出雲市。いくつかの漁港はありながら数多くの磯場も点在しています。リアス式海岸の地形からアオリイカが溜まりやすい場所としても有名であり、春は短期的に爆発的な釣果があがるエギングの人気スポットです。
今回の遠征スケジュールは、初日は出雲入りしてレンタカーで漁港を回る、2日目と3日目は渡船で沖磯へ、4日目は大人しく帰省する日といったスケジュールです。
全く潮が効かない
1日目の漁港スポット、気合い入れて朝の10時過ぎ入り。1投目から期待高まるところでしたが、潮が全く動きません。昼になっても動かず、夕まづめまで粘ることになります。
なんとかコウイカと食べ頃サイズのアオリイカを釣り上げるも厳しいコンディションでした。釣ったイカは遠征ということもあり、余計に持ち帰ることはせずリリースしました。
最高のロケーションを楽しむ
潮の状況を先にお伝えしておきますと、2日目、3日目も全く潮は動きませんでした。1日あるうちの一瞬といったところです。「ここまで潮が動かないのか……」というくらい残酷なコンディションですが、ロケーションは最高です。
長年かけて出来上がった崖を背にしたようなワンド帯、潮通しとワンドを絡めたような沖磯、景色だけで満足できるくらい、いかにも釣れる雰囲気ムンムンの一級ポイントに感無量でした。
ランガン作戦で狙う
ロケーションを楽しもうとは思いつつ、やはり遠征に来たからにはなんとかして釣りたい。そんな気持ちには嘘はつけず、ひたすらエギを投げ続けました。潮が効かないのであれば、その場所は見切って、また違う沖磯へ。
休憩を挟んだのちに場所を移動するも正直あまりあがってないとのこと。そうだよな~と思いつつ、潮も思ったほどではないものの、到着して投げます。
夕マヅメにアオリ登場
しかし、釣ってしまいました。なぜ釣れたのか、、、夕マヅメパワーでしょうか(笑)それをスタートにポロポロと、短時間で合計5杯を仲間内で釣り上げる結果となりました。
翌日も同じようなランガンを試みて、同じ夕まづめのかなり潮が効いたタイミングで、仲間が釣り上げた良型一杯のみで終了となります。
楽しかったに尽きる
今回の遠征は、とにかく釣りをどっぷりでしたので、美味しい食べ物や名店、出雲大社へすら行くこともせず(笑)と言っても、私は以前行ったことありますので、初めて行かれる方は、出雲大社参拝やお蕎麦を食べることをオススメします。
肝心の釣りは、潮が効いておらずしんどい釣りにはなったものの、初の出雲エギングということもあり、絶景のロケーションを楽しみながらできる釣りは格別でした。なんと言っても初の地でのワクワク感は、やはり最高です。
全く釣ってないわけでもなく、なんとか良型も引き出せましたし、人の釣果を素直に喜び合う気さくな仲間たちとの分かち合いは、まさに釣りだと感じました。これからもエギング楽しむことに尽します!
<YAHA/TSURINEWSライター>