山口県宇部沖のマゴチ釣りに同行した4月27日。午前5時30分に妻崎漁港を出港した第八新西丸。東の風4~5mほどで7時から9時ごろは小雨も降ってかなり冷え込んでいました。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース版APC・前田のぞみ)
宇部沖でルアーマゴチ釣り
ポイントまでは港から約20分、水深は6~10mほどで砂泥のカケアガリ、カケサガリ付近を狙います。この日は6人乗船で全員ボトムワインド。この釣り方はキャスティングして着底を確認したら2回シャクり、サオ先で底を確認し、また2回シャクるという繰り返しが基本の動き。
着底と同時にアタリがでることが多く、ドラグは強めに締めておいて最後まで緩めず上げることが肝心。広い範囲を攻めることができる釣り方で、天候や潮を見ながらワームの色を替えたりして、その時のヒットパターンをいち早くつかむことが多く釣るコツとのことです。
この日は満潮が10時すぎ。雨がやみかけた8時30分~9時の潮止まり前にアタリが続き、船上が賑わいました。引き潮に変わってからもぽつぽつとアタり続け、午後1時30分に納竿となりました。
65cm頭に良型マゴチ登場
この日は船中では31尾で、特に山口市の上重さんが64cm頭に9尾、宇部市の安里さんが65cm頭に11尾の好釣果。
翌28日も同じく宇部沖に出船して平均1人3~5尾の釣果。この日はお父さんに連れられた小学生も釣っていました。マゴチは産卵で食いが落ちる前の6月上旬までが狙いめと船長。釣り方はボトムワインドとエサ釣り、エサ釣りのタックルはレンタルもあります。
<週刊つりニュース版APC・前田のぞみ/TSURINEWS編>