ルアーマゴチ概要
ルアーマゴチはセレクティブであることが魅力。魚が何を捕食しているか探るところ(マッチ・ザ・ベイト)から始まり、ジグヘッドの重さやワームのカラー誘い方などが場合によっては数分ごとに変化するため、常に試行錯誤が求められる。
エコギアでは早くからこの釣りのアイテムが充実。『熟成/エコギア』という新手法を用いたワームや、『スイミングテンヤ/エコギア』に50gが加わるなど、エコギア社のアイテムをそろえてしまえば死角はない。
6月4日(月)茨城鹿島の豊丸からエコギア・プロスタッフの榎戸富さんが釣行。ルアーマゴチの方法を取材した。
タックル概要
ミチイトはそんなに高価なPEラインを使わなくてもOK、安いもので十分。なるべく新しいイトを使いことが大切だ。潮と風の影響を受けにくい細いラインがお勧め。
またミチイトとリーダーのバランスも重要。横着してバイトリーダをミチイトに直結してしまうと、根掛かり時にノットから切れてしまうことが多い。
ワーム
その場所でマゴチが何を捕食しているのか、それに合わせて小魚タイプのワームと甲殻類タイプを使い分けていく。必ず両方用意しておきたい。
★小魚タイプ:バルトやパワーシャッド。海底付近をスローにただ巻き。両者にはテールの動き方に違いがある。潮速や水深でジグヘッドとのバランスを考慮して使う。軽すぎるとワームが浮いてきてしまう。
★甲殻類タイプ:キジハタホッグやバグアンツなど。横スライドやリフト&フォールで誘う。前者のほうが派手に動く。キジハタグラブは小魚・甲殻両タイプの特徴を併せ持つ。
カラーは白系、黒系、オレンジ系、ゴールドラメなどさまざま。
「そのとき、そのカラーにしか反応しない」ということがあるので、できるだけ多くの種類を揃えておきたい。
誘いは大きく動かしたほうがいいケースと、小さいほうが有効な場合がある。
「前回釣行したときは、小さく動かすと小型(オス)が、大きく動かすと(メス)が食ってきましたね。」とのこと。ちなみに、大型はメスの場合が多い。