村田川ルアーシーバス釣りで40cm本命手中【千葉】多過ぎるコノシロに大苦戦

村田川ルアーシーバス釣りで40cm本命手中【千葉】多過ぎるコノシロに大苦戦

筆者のメインフィールドの小河川では主にイナッコがメインベイトだが、今年はサッパやコノシロも多い。初夏にお馴染みのクルクルバチまでいる。当たり前だがこうなると釣りが難しくなる。しかし、そこに挑んでこそ釣り人だろう。そんなわけで、コノシロやサッパを中心とした混在ベイトパターンを攻略する2日間をお届けしよう。

千葉県のリアルタイム天気&風波情報

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)

アバター画像
宮坂剛志

ボート、ウェーディングなしの100%陸っぱりアングラー!陸っぱりからのシーバスフィッシングの楽しさを追求して行きます!

×閉じる

ショア ソルトルアー

村田川はコノシロが多い

5月のGWが終わり、例年だとすでに初夏の気温で猛暑日もあるくらいだが、今年は意外にも涼しい日が多い。しかし、水の中は着実に季節が進んでいるようで、シーバスの好むベイトが川に溢れている。

村田川ルアーシーバス釣りで40cm本命手中【千葉】多過ぎるコノシロに大苦戦村田川上流域(提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)

5月8日(大潮)1日目は村田川へデイゲームに向かった。まずは、近くに小学校などがある上流域に入る。例年ならばイナッコやハクなどがいるが、コノシロやサッパが多く、かなり上流まで入っている様子だ。まずは明るい時間帯なのでバイブレーションから始める。

上まで引いて来るとゴツゴツとベイトに当たり、泳ぐ姿は見えないが時々針にコノシロやハクが引っ掛かる。対岸の岸際にある地形変化を狙うと、たまに強いアタリがあるが、おそらくセイゴかクロダイだろう。それにしても投げるたびに何かのベイトに当たるので、なかなかうまく探れない。

移動も状況変わらず

1~2時間粘ったがあまり状況に変化がないので、さらに上流の橋脚周りに移動した。少し濁りは強いが流れがあっていい感じだ。しかし、ここもベイト地獄が待っていた。投げたらいきなりコノシロが掛かり、巻いてもゴツゴツとコノシロに当たる。

村田川ルアーシーバス釣りで40cm本命手中【千葉】多過ぎるコノシロに大苦戦何処へ行ってもコノシロだらけの村田川(提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)

今日はコノシロが多く入っている日のようだが、かなりの量だとわかる。その後もたまにある強いアタリだけで、結局コノシロを釣っただけでこの日の釣行を終わりにした。

2日後に40cmシーバス手中

5月10日(中潮)先日の村田川での釣行を考えると、さすがにこれでは終われない。そんなわけで日を変えて今度は自宅近くの小河川へナイトゲームに向った。こちらはイナッコが多いが、他にテナガエビやカニ、ハゼなども確認できる。

さっそく水門付近へ入るが、門が閉まっているのでここにベイトが大量に溜まっているのか、あちこちで小さいボイルが発生している。どうやらハクのようだが、とにかく活性は高いようだ。

村田川ルアーシーバス釣りで40cm本命手中【千葉】多過ぎるコノシロに大苦戦水門付近にベイトが溜まっていた(提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)

フローティングミノーやシンキングペンシルでは反応がないので、ここでも小型のバイブレーションで狙うことにしたが、これが的中!さっそくアタリがあるが乗らない、そこで少しゆっくり引いてみると、ヒット!かなり苦労したが無事に40cm級のシーバスを手にすることができた。

村田川ルアーシーバス釣りで40cm本命手中【千葉】多過ぎるコノシロに大苦戦ハクもまだ多い(提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)

その後、少し場所を移動したが、ここではハクではなくクルクルバチが大量に発生していた。もちろんハクやイナッコも混在していたが、これにシーバスは付いていないようで全く反応せず終了とした。

今後の展開と予想

今回はベイトの数や種類に惑わされ、イマイチ絞り切れなかったのが悔しい。今後の予想だが、河川を見るかぎり今年はベイトの数が例年より多く、まだ育ちきっていない。これからが本番でさらに増えていくと考えると、どんな状況にも対応できるようなルアーセレクトが釣果のカギとなりそうだ。夜でもバイブレーション、のように柔軟な考えでシーバスとの知恵比べに勝利してほしい。

村田川ルアーシーバス釣りで40cm本命手中【千葉】多過ぎるコノシロに大苦戦食べごろサイズのコノシロ(提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)

今回の続きは同じ場所で再挑戦してみたいと思うので、数と型の両方で満足いく結果を報告したい。

<宮坂剛志/TSURINEWSライター>

▼この釣り場について
村田川