初場所での陸っぱりシーバス釣りにおいて、情報の有無や精度はとても重要。そこで、今回は下見のポイントや注意点などを筆者の目線で書いてみたいと思う。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)
シーバス釣行の下見
シーバスフィッシングにおいて初めての場所や、あまり行かないけどたまに行く場所で釣る場合、やはりそこの詳しい情報は欲しくなるものだ。今釣れているのか?ベイト(エサの小魚等)はどのくらいいるのか?他のアングラーは?などなど、考えたらきりがなくなる。
そこで大事になって来るのが、事前に釣り場やポイントを把握する下見だ。特に陸っぱりの場合、この下見をやっておくかどうかで、初めての場所でも釣果が違ってくるのだ。しかし、一口に下見といっても何をどう調べらた良いのかを迷う。ましてや竿を出すのが初めての場所ならなおさらだ。
釣りの下見は計画的に
さて、シーバスを釣りに行くと決まったら、そのワクワク感を押さえつつ、まずは冷静に下見から始めるのが良い。ここで大切なのが下見も計画的にするという事だ。今後の釣果にも影響するので、慎重に進めたい。どんなルアーで釣るのかは一旦置いておいて、まずはいつ何処へ下見に出掛けるかだ。
仕事や買い物のついでにさっと行くのか?時間を取ってしっかり見るのか?を考えたい。場所もあれこれ選定せず、ここだと決めたポイントを徹底的に調べるくらいの方が良い。
確認すべきポイント
計画が決まったら、いよいよ本番の下見だ。ここでは、下見をする場所で何処の何を見れば良いかを解説したい。
ベイトの確認
まずはやはりベイトの確認だ。イナッコなどの小魚は群れで行動しているので、鱗が光れば夜でもわかるし、追われていれば水面に変化が見える。足元の壁際にいる場合があるので、沖から足元までしっかりチェックだ。
また、カニやフナムシも忘れてはならない。壁際や陸地、潮が引いた時などが確認しやすい。
水深や地形、流れの把握
シーバスは主にナイトゲームだが、そのポイントの地形や水深などを知らなくては、使うルアーが定まらない。特に河川では複雑な地形の場所もあるので、干潮時などに何処が浅くて何処が深いのかを見ておくと良い。
そこから水深もだいたいを推し量る事ができる。そして流れだが、これは地形や障害物、潮回りなどによって変わって来るので、地形と一緒にどのくらい流れがあるのかを確認するのが良い。
駐車場やコンビニ、トイレの確認
これをやっておかないと釣り自体が出来なくなる恐れがあるので、必ず確認しておきたい。まずは駐車場の確認だが、有料のパーキングを探すのが無難だ。
下手に空き地やスペースに止めると、車をぶつけられたりして、思わぬトラブルに巻き込まれるからだ。
同時にトイレも確認しておきたい。急に体調が悪くなる事もあるし、夏場などは水分を取り過ぎになるからだ。都合良くトイレなどない。そんな時は、最寄りのコンビニを見つけておく。これなら、よほどの秘境でもない限り見つかるし、休憩もできる。