2024年春、いよいよサーフのキス釣りシーズンが近づいてきた。そろそろ釣れ始めるのではと待ち焦がれているのではないか。私の我慢も限界、少し早い気がしたが様子を見に出かけた。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 APC・横山准司)
ピンギスがダブルヒット
準備を済ませ、第1投は5色半へ投入する。前回アタリはかなり弱かったので、ゆっくりと探りを開始する。今年はアマモが少ないようだ。キスの活性が低く魚影も薄いので仕掛けを引いたり止めたりしながら2色残しまで探ってみたが、アタリは出なかった。やはり甘くはない。エサは全て残っていた。
第2投は6色半へ投入。しばらく探ると、はっきり分かるアタリが出た。追い食いを狙って探りを続けてみたが追加のアタリはなし。4色ほど残して回収すると、16cmとピンギスがダブルで掛かってきた。
ツ抜け達成
その後もキャストを繰り返すと、忘れかけたころにアタリが出てキスが釣れた。キスの魚影はまだ薄く活性が低いので、潮止まりに入るとアタリは止まる。やがて上げ潮に変わると、少し条件が良くなったのかアタリが出るようになった。アタリが分からないままキスが釣れることもあった。
徐々に東の風が出てくるとアタリは遠のいてきたが、ツ抜けを目標に午後3時近くまで遊んで納竿とした。釣果は16cmを頭に10匹。この時期としては満足だ。
三重のキス釣りシーズンは開幕間近
キスの釣れ出し方は昨年とほぼ同じようだ。天気の良い日は水温が上がるので、キスの活性も期待できると思う。5月に入れば三重県の伊勢湾沿いのあちらこちらのサーフからキスの良い釣果報告が上がってくるのは間違いないだろう。
シーズン初期はまだキスの活性が低いので、しばらく仕掛けをなじませてから、ゆっくり待ち時間を取りながら探りを繰り返すといい。この海岸は東の風に弱いので、天気予報を確認してから出かけたい。日中は気温が高くなってきたので、熱中症の対策を忘れないようにしよう。ごみは必ず忘れず持ち帰ろう。
<週刊つりニュース中部版 APC・横山准司/TSURINEWS編>
香良洲海岸