4月27日の釣行では、友人と川でフライとルアー釣りを楽しんだ。最初のポイントでは以前ほどではなかったが、アマゴやイワナを順調に釣り上げ、最終的には私が19匹、友人が20匹以上をキャッチ。帰りにはタラの芽も採取し、ゴールデンウィークの始まりにふさわしい充実した一日となった。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・杉本敏隆)
良型のイワナをキャッチ
釣り上がって行くと川がカーブしたアウトサイドに強烈なブッシュのある、いかにもイワナが出そうなポイントにたどり着いた。「まずは手前から」と流れを横切るようにレイチューン DP45RSを躍らせたが、反応はない。
しかも水中にある木の枝にルアーが引っかかってしまい、「このポイントはお仕舞いか」と思えた。
でも「まだなんとかなるかも」と身を屈めて根掛かりを外す。そしてさらに奥の流れのないところにミノーをキャスト。水中は丸見え。ミノーを軽くトゥイッチするといいサイズのイワナが出てきてミノーをくわえた。「やった!」合わせるとそいつは水面でバシャバシャッと大暴れ、フックを外して逃げていった。ショック。
それでも諦めの悪い私は「もう1回食うかも」とダメもとで同じ場所にミノーをキャスト。するとなんと!また食ってきた。「今度はばらすまい」と一気に寄せてランディング。なかなかいいサイズだ。
すると仲間が追いついてきて「おっ、いいの釣れたねえ」「尺はないかな」と。早速サイズを測ってみるとジャスト30cm。尺には3mm届かなかった。それでも満足の1匹だ。
さらに数を伸ばしていく
さらに釣り上がり、川が二股に分かれるポイントに到着。以前は大物が期待できる大場所だったが、すっかり土砂で埋まってしまった。それでも程よく水深があり、魚の隠れる場所もある。
ここでメテオーラ45を投げるとブッシュの下から魚が飛び出してきてヒット!サイズは25cmとそれ程大きくはないが、チェイスからヒットまでをはっきりと目で見ることができてエキサイティング。
ここで仲間と分かれてそれぞれ釣り上がり、私は2匹のイワナを追加しただけだったが、仲間は「ここ最近で一番の反応だった」と7匹も追加したそうでニコニコ顔。
最終釣果
最終釣果は私がちびを除いて19匹。仲間も「20匹は釣ったかなあ」とGWとしては十分な釣果。帰り道に美味しそうなタラの芽をいくつか採取することもでき、楽しい一日を過ごすことができた。
今回は小さな川だったので、前回釣行時の反省もあり、D-コンパクト38やもののふ35などの小さなルアーも使用して釣果を伸ばすことができた。
大物が出そうなポイントではいつも使用している45や50などのサイズを使うことで、数もサイズもそこそこ獲ることができた。あとはフック交換も大事だ。渓流に限らないが釣りにおいてフックの鋭さは釣果に直結する。替フックは十分に用意していこう。
<杉本敏隆/TSURINEWSライター>