今年も潮干狩りの季節が到来!開幕日に休みを合わせて愛知県西尾市の潮干狩り場に妻や友人計5人で行ってきた。毎年楽しくてやってしまう潮干狩りの様子をお届けしたい。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・永井航)
アサリ狙いも順調
石といってもレンガ程度のサイズはある。それをどかしつつ掘るのは体力的にも大変だ。また今年の数の少なさもあるが、アサリの殻がガレ場では保護色となりなかなか見えにくいのもやりづらさを助長している。
それでもコツを覚えればアサリが見つけられるようになるはずだ。当日のアサリは見つければでっぷり太った粒揃い。中身も太っているのか重量感すらある。
私のイメージでは基本的にハマグリよりも見つけやすいアサリだが、彼らにも溜まり場がある。溜まり場を見つけると一気に10個くらい出てくることもザラだ。何気ない1個からの連鎖で一食分くらいは獲れてしまうケースもあるため念入りに掘りたいところだ。
またガレ場のアサリは見落としが結構あるため、人が掘りおえた所を覗くと楽に貝を獲れたりすることある。(もちろん人が現在進行形でやっているところから獲るのは×)
当然だがガレ場は砂地よりも足場も悪くケガに注意されたい。慣れていない潮干狩り初心者は特に慎重になって欲しい。
満足で帰宅!帰って貝料理に舌鼓
みんなで規定量ぴったりくらいを確保し満足の帰宅。帰宅中も底面の広いクーラーに上手く貝を並べることで砂出しも抜かりなし。
まずは大型を焼きハマグリに!開いた所にバターと醤油!どうやっても美味いのだが、ハマグリ自体に元々塩味があるので無塩バターを使う方が健康的??だろう。
焼きハマグリは大変美味いのだが、殻の表面の層が熱に負けて飛び散るのが唯一の欠点。続いて定番の酒蒸しとパスタをいただいた。
貝のパスタにはブロッコリーを入れるのが絶対おすすめだ!ブロッコリーは貝出汁をよく吸い込む(というか含む)ため口に入れた瞬間からじわーっと旨みが広がる。またブロッコリーの甘さも貝出汁との相性が◎。是非ともやって欲しい組み合わせだ。
まとめ
釣りはキャッチ&イートの場合、実利のある趣味と言えるが潮干狩りは釣りを遥かに凌駕するだろう。入漁料は場所によるが1500円前後といったところ。スーパーで国産ハマグリを買おうものなら3つで600〜700円程度が多い。つまり8〜9個獲れたら入漁料は回収できるのだ。
もちろんアサリでも入漁料の回収は全然可能だ。実利なんかを考えては趣味はできないが、潮干狩りなら家族の説得もしやすいのではないだろうか。
<永井航/TSURINEWSライター>