自分で釣った新鮮な魚を調理して味わう事ができるのは釣り人の特権の一つです。私はシンプル＆ダイレクトに魚の味が楽しめる刺身が大好きで釣った魚はまずこれで楽しんでいます。最近はもっと刺身を美味しく食べたいと思う様になり、刺身の前に食べるとより刺身を楽しめる前菜料理に凝り始めました。
（アイキャッチ画像提供：TSURINEWSライター夏野）
目次
刺身を引き立たせてくれる前菜
時期によっては油が乗った旬の〇〇などという言い方もしますが、基本的に魚の刺身は繊細な味です。
刺身の前に楽しむ料理はさっぱりとした味付けで、その後に楽しむ刺身の味を邪魔しない事がポイントです。今回は野菜中心に酢や塩を効かせた料理を紹介します。
千切りニンジンの塩もみ
調理時間わずか5分の簡単料理です。急ぎで1品欲しい時にも便利です。
ブラックペッパーを軽く散らすとさらに美味しい（提供：TSURINEWSライター夏野）材料
ニンジン、塩、酢、ブラックペッパー
作り方
ニンジンをピーターで帯状に薄く削ぎ、ボールに入れて多めの塩で揉みます。
ピーラーで帯状に削いで塩もみする（提供：TSURINEWSライター夏野）ニンジンが適度にしんなりしたら水で塩を洗い流し、千切りにします。最後に千切りにしたニンジンに少量の酢と塩を絡めたら完成です。食べる前にブラックペッパーを少量振りかけるとさらに美味しく楽しめます。
ワンポイント
塩もみする際に多少硬さが残るくらいにしておくと食感良く仕上がります。
セリとエリンギのくるみあえ
季節野菜のセリを使った料理です。炒ったクルミの香ばしい香りがさらに食欲を増してくれます。
セリとエリンギとクルミの異なる食感が楽しめる（提供：TSURINEWSライター夏野）材料
セリ、エリンギ、クルミ、醤油、酢、砂糖、塩、ごま油
作り方
セリは湯がいた後、水に晒しアクを抜いて半分に長さに切ります。
セリは湯がいたのち水にさらしてアクを抜く（提供：TSURINEWSライター夏野）細く裂いたエリンギを軽く焼いて火を通します。クルミは油を引かないフライパンで空炒りし、細かく砕きます。
ジップロックを使うとクルミが飛び散らなくて便利（提供：TSURINEWSライター夏野）ボールに全て入れて醤油、酢、砂糖、塩、ごま油を加えて混ぜ合わせたら完成です。
ワンポイント
セリは湯がく際に火を通しすぎないように注意しましょう。
きゅうりとちくわの酢のもの
きゅうりとちくわに大根おろしを和えた酢のものです。半日ほど冷蔵庫で寝かせると味が馴染んでさらに美味しくなります。
冷蔵庫で寝かすと味が馴染んでさらに美味しい（提供：TSURINEWSライター夏野）材料
キュウリ、ちくわ、ダイコン、酢、砂糖、醤油少々
作り方
きゅうりは極薄く、ちくわは食感を楽しめるくらいの厚みで輪切りにします。
切った材料をボールであえるだけで完成（提供：TSURINEWSライター夏野）ボールで酢、砂糖、少量の醤油を混ぜわせ、キュウリ、ちくわとおろしたダイコンを混ぜ合わせたら完成です。大根は荒めにおろすとほど良い食感が楽しめます。
ワンポイント
普段の酢のものより酢を控えめに作った方が、刺身の味を邪魔しません。
後で食べる刺身を美味しく楽しむ為に、味付けをいつもの料理より若干薄めにしておくのがコツです。釣りに行く前日に作って冷蔵庫に入れておくとすぐ楽しめて便利です。
＜夏野／TSURINEWSライター＞
