昨年も2月に良い思いをした陸っぱりヤリイカ。釣り味もさることながら食べて美味しいのもあり、毎年釣りにいってしまう魅力的なターゲットだ。2月17日に福井県の堤防から楽しんだ様子をお伝えしたい。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・永井航)
ヤリイカも順調?
夕マヅメというのもあり、ウキ釣りは底ギリギリに。エギングは表層から中層を幅広くといった感じでヤリイカ釣り開始。釣れればいいな。程度の期待値だったヤリイカだが開始早々にヒット!
まずまずのオスのヤリイカ。これくらいのサイズがたくさん釣れれば言うことなしなのだが……すぐに次を狙うも、なかなか次のヒットがなく、忘れかけた頃にヒットが出る程度。夕マヅメから3時間は時速1杯ペース。お土産にはなるが少々寂しいところだ。
いずれの釣果も比較的浅いところでヒットしたのでウキ釣りは棚を半ヒロの浅棚まで一気に変えて様子見。
急に入れ食い
流しているウキがピタッと止まり、ウキ釣りにもようやくヒット!イカをクーラーに放り込んで、邪道エギを投じるとすぐにヒット!本日初の連発でチャンス到来だ。
ヤリイカの活性自体が、大きな群れが入ってきたのか一気にアタリが頻発!邪道エギングとウキ釣りの同時ヒットもあり慌ただしなってきたので、手返しに劣る邪道エギングをやめウキ釣りに専念。
ウキ釣りは棚がドンピシャでハマったようですぐにアタリが連発!あっという間にツ抜けまで漕ぎ着けた。ヤリイカの浮き釣りは、待ちの釣りが良い時もあるが、誘いを入れる方が釣果を増やす結果に繋がるなるケースが多い。
誘い方は単純でウキが立ち上がったら竿で煽って再びウキが立つのを待つだけ。誘いと誘いの間は20〜30秒程度待つと良いだろう。
ヤリイカはじわーっとウキが沈むことが多いが、それだけでなく誘いを入れたウキが海中に入ったきり海面に上がって来なかったり、ウキが潮流に逆らい出したりとアタリ方が様々で視覚的にも楽しいのが電気浮きを使ったヤリイカ釣りだ。
ちなみにメスのヤリイカは小さいため、ヒットしていてもウキに違和感を与える程度の時もあるので注意されたい。違和感を感じたら合わせ半分、誘い半分で軽ーく竿を煽るとイカが抱いているかどうかわかるはずだ。
最終釣果発表
不調と言われていた福井の陸っぱりヤリイカも終わってみれば14杯。陸っぱりヤリイカで14杯釣れればお土産十分と言っても過言ではない。
元々陸っぱりヤリイカは釣れる時と釣れない時の差が激しい印象があり、釣れなかった翌日に大釣りなんてこともしばしばだ。不調とは言われているがめげずに釣りに出て欲しい。
釣り立てヤリイカは何にしても美味。食味も含めヤリイカ釣りを楽しんで欲しい。余談だが、翌朝ガチタックルで挑んだ地磯のショアジギはカスリもせず敗北したが、こちらにもこれからの季節期待したい。
<永井航/TSURINEWSライター>