東北エリアでは、秋冬シーズンに陸っぱりからエギングで狙えるヤリイカ。今回は釣果アップの4つのコツを紹介します。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター堀籠賢志)
ヤリイカエギングのジャーク
エギングというと激しくエギをジャークしてイカを誘うイメージが先行していますが、ヤリイカエギングでは必ずしもハードなジャークが必要ではないこともあります。そもそも、ナイトゲームではイカがベイトを追って動き回る時間帯ですので、エギの動かしすぎは逆効果となることもよくあります。
イカにエギの存在をアピールするには、強めのエギのアクションも必要ですが、止めるべきところはシッカリと止めて、エギを抱かせる時間を作る必要があります。今回はヤリイカエギングでの効果的な攻め方を解説します。
ヤリイカのレンジ
海中の広いレンジを動き回るナイトゲームのヤリイカは、デイゲームのアオリイカのエギングと違って、ボトムからイカを誘い出す必要がありません。もちろん、青物が回っていたりすると夜間でもボトムに張り付くこともありますが、活発に動き回っているなら、中層をメインに狙うこともあります。
1.水平ジャーク
そんな場面に効果的な攻め方はレンジをキープしながらエギをアクションさせる水平ジャークです。ロッドを横に寝かせて強めにジャークすることでエギが鋭く左右に動きます。ジャーク後は、そのままロッドを寝かせたままエギを漂わせるようにラインを張らず緩めずで、ゆっくりとステイフォールさせるとアタリが出ます。
2.ボトムステイ
ヤリイカがボトムにいる場合はボトムにエギを置きっぱなしにするのも効果的な攻め方です。フォールでボトムにエギが着底したら、数回、ジャークしてボトムからエギを跳ね上げて、再びフリーフォールで着底させます。そして、そのまま10秒ほどボトムにエギを置きっぱなしにしておきます。
次のジャーク時にズシっと乗ることになるので釣りの面白みは低いですが、大型のヤリイカが掛かることが多い攻め方です。