YOKOHAMA Diner.FCは、フォローが手厚く、どんな人でも気持ちよく釣りが楽しめるのが魅力の一つであるガイド船だ。そんな同ガイド船の船長である佐藤さんに、「ガイド中に印象に残った出来事」や「どんな初心者が釣果につながりやすいか」などを取材。その様子を紹介していく。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWS編集部 河野陸)
達人級に釣った人&釣果
最初に達人級に釣った人やその釣果について伺った。
真夏にシーバスが爆釣
例年、夏場は海水温が上昇しているため、水質が悪くなりやすく、基本的にシーバスの釣果も厳しくなります。ナイト便では夜光虫が発生することもあり、ルアーもラインも光ってしまい、極端に食わなくなることも。しかし、去年の7月29日は状況が全く違いました。
真夏の奇跡かのように、とにかくシーバスが爆釣でした。2人のお客様をお連れしていたのですが、小さいサイズも含めると1人20本以上は釣っていましたね。「この勢いのまま次の日も!」と意気込んだのですが、翌日の夜は通常の厳しい釣りに戻っていました。あの日は奇跡でしたね。
達人級に釣る人
うーん、ちょっと思い浮かばないですね。正直、達人級に釣る人は、逆に印象に残りにくいというか……ランディング(タモ入れ)が多くなるため、私自身が忙しくなってしまうからでしょうか(笑)。個人的には大量の魚が船上に上がる日より、ドラマ性がある釣行というか、例えば、やっとの思いで上がった一本!のような状況があった釣行の方が印象に残っています。
「達人級に釣る」という話だと、不思議な力をもっているかのように、魚を「寄せる」人はいますね。こういった方は、意識して海と魚の状況を読んでいる方が多いです。釣れない時でもその状況に対して、柔軟に対応する力を持っていると思います。ルアーフィッシングのように常に攻めていく釣りは、前向きな意味での「短気」と「柔軟性」が一番重要な気がしますね。
簡単な例を挙げると、「上層を攻めても食わないから重量のあるルアーに替える」や「大きいルアーを投げても食わないからシルエットを小さくする」みたいな話です。前で述べている7月29日にも乗船いただいたYoutuberの「電脳ぱんだ」さんという方も良く来ていただいております。毎便、繊細にその場の状況を読んでいるように見えます。Youtubeにありのままを投稿されるので、良く印象に残っています。
ガイド船で起きた奇跡
次に、釣行中に起きた奇跡について伺った。
ドラマチックな展開
4名で乗られたお客様で、そのうち1名だけ帰船1時間前までノーキャッチでした。刻々と時間が過ぎていく中、ラスト数分というところで魚がヒット!無事キャッチすることができ、その時は船全体で大盛り上がりでした。魚とのファイト中、全員で応援していたのが良い思い出です。
奇跡の釣果
ひとつのジグで、シーバスを2本かけられたお客様がいらっしゃいました。しかも、その2本のうち片方がヒラスズキで、もう片方がマルスズキと違う種類の魚が釣れました。
これだけならごくたまにあることかもしれませんが、実はその方、双子のご兄弟がいらっしゃるとのことで、なにか運命的な物を感じましたね。
初心者で釣果を上げる人
初心者3人組で来ていただき、レンタルルアーでタックルも同じなのに、1人だけ爆釣ということがありました。爆釣されていた方は、私がお伝えした軽いアドバイスを実践しつつ、色々とご自身で試しつつ、釣れなければまたアドバイスを聞いて……ということを繰り返しされていた方で、その柔軟性が差になったのかと思います。
エサ釣りもルアー釣りも、ある程度スタンダードな釣法というのがあると思いますが、日々変わる海況や、ポイントの一つ一つでスタンダードな釣法が有効な時、有効でない時があります。やはり、どんな釣りでもその時々の状況等をしっかり把握して実践する方が釣果につながりやすいですね。
釣りデビューにYOKOHAMA Diner.FC
YOKOHAMA Diner.FCは、東神奈川駅から徒歩10分と電車釣行も可能。手厚いフォローで、初心者でも楽しく魚を釣らしてもらえる。
冬が過ぎ、暖かくなる春は、釣りデビューに打ってつけの時期。お客様と同じ目線に立ち、気持ちよく釣りをさせてくれるYOKOHAMA Diner.FCで釣りを始めてみてはいかがだろうか。
<河野陸/TSURINEWS編集部>
YOKOHAMADiner.FC
東神奈川駅から徒歩10分とアクセス抜群!ボートシーバスフィッシングをメインに、アジや青物などの釣りも対応。初心者に対し、とにかく優しく、そして丁寧なアドバイスが船長の特徴。アドバイスだけでなく、各釣り物で豊富な知識と経験があり、一級ポイントに案内いただけるガイド船です。