遠州灘サーフでルアー釣り
釣行当日は夜中の冷え込みが厳しかったので、朝マヅメに短時間勝負しようと、風をかわせるポイントへ。到着するとやはり寒さのせいか、あまりアングラーはおらず静かな海岸が広がっていた。
早速タックルの準備に取りかかる。私のタックルは、ロッドがGクラフト モンスターサーフMSS‐1092TR、リールはシマノツインパワー4000XG、ラインはシーガーPEラインX8の1.2号、リーダーはシーガー プレミアムマックス5号だ。
この季節の朝日が昇ってくる前の時間帯は、天気が良いとグラデーションに輝くとてもきれいで大好きな時間帯だ。まずはいつも通り表層付近から狙いたいので、フローティングミノーを投げたが反応はない。
次にシンキングミノーを試すが、これも反応がない。手前の方をワームで探ってみるものの、これも反応がなかった。
シンキングペンシルに30cmヒラメヒット
ボトム付近を探ろうと、シンキングペンシルをスローで引いてくるために、BlueBlueのフリッド125Sトロピカルクリアをセット。遠投してボトムタッチ後、ロッドを軽くシャクってからストップ&ゴーを繰り返して巻いてくる。
他のアングラーやサーファーも周りにいなかったので、扇状にキャストしているとゴンッ!というアタリとともにバタバタ暴れている感触が手元に伝わってきた。
ドラグが出るほどではなかったが、ゴンゴンと突っ込むような引きがあり、無理に巻くとバラしてしまいそうなので慎重にやり取りする。波打ち際まできたところでヒラメの魚影が見え、波と波の間に浜にずり上げた。
サイズは30cmほどの小さいサイズではあったが、2024年初のフラットフィッシュに心が躍った。
最後にクサフグダブル
その後はジャンプライズのぶっ飛びスプーン38gフルシルバーを使い、ボトムを取ってからただ巻きしてくるとググッと重くなった。
すかさずアワせると、かなりの重量感。これはもしかしてと思い、期待しながら巻いてくるとクサフグが2匹同時に掛かるというミラクルが起きてしまった。すぐに海にお帰りになってもらい、ここで納竿とした。
短時間ではあったが、生命感がある海は久しぶりで、楽しい釣行となった。
<週刊つりニュース中部版 APC・藤田和也/TSURINEWS編>
田原サーフ