東京湾の船キス釣りで20cm頭に釣る人シロギス38尾【千葉・吉野屋】

東京湾の船キス釣りで20cm頭に釣る人シロギス38尾【千葉・吉野屋】

12月14日(木)、東京湾浦安の吉野屋からシロギスを狙って釣行した。

東京都のリアルタイム天気&風波情報

(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・木津光永)

アバター画像 TSURINEWS編集部

船釣り エサ釣り

吉野屋でシロギス釣り

出船1時間前に船宿到着、店横に設置された各乗合船の席札ボードから席札を取る。店内に入ると、吉野広大若社長に笑顔で出迎えられ、乗船手続きを済ませ船着場へ。助川直弘船長と挨拶を交わし、釣況を聞くと、「木更津沖から中の瀬にかけて狙ってます。日によって差はありますが、どちらもまずまずの食いですよ」とのこと。

7時に左舷5人、右舷7人が乗り込んで河岸払い。天候は曇りのち晴れ、北風3m前後の微風。潮色は澄んだ緑色で、11時半ごろ干潮。

東京湾の船キス釣りで20cm頭に釣る人シロギス38尾【千葉・吉野屋】東京湾でシロギス手中(提供:週刊つりニュース関東版APC・木津光永)

8時、流し位置が決まると船首を風上に向け、「水深18m。エサは5cmくらいに切って通し刺しでもチョン掛けでもいいです。仕掛けが海底に着いたらミチイトをピーンと張ってアタリを待ってください。はいどうぞ」と丁寧なアナウンスで釣り開始。タックルはキス竿、スピニングリール2000番、ミチイトPEライン1号、片天ビン、オモリ15号、ハリス1号、ハリはキス競技7号の2本バリ。

コンスタントに本命顔見せ

開始直後に左右のトモで15、16cmのシロギスが上がると、遠投している人にポツポツとヒット。私はふた流し目に本命2尾と27cmショウサイフグ。食いがあまりよくないので、船長から「中の瀬に走ります」と移動が告げられる。

9時30分、水深18mで再開。さっそくトモ側で16~18cmが抜き上げられる。右舷の横溝さんは、「きょうは大きいのは出ないけど食べごろサイズが多いからいか」と言いながら追釣していく。左舷トモの岡野さんは、胴突き仕掛けで同級を3連発のあと、ゲストの35cmホウボウもゲット。

東京湾の船キス釣りで20cm頭に釣る人シロギス38尾【千葉・吉野屋】ホウボウも登場(提供:週刊つりニュース関東版APC・木津光永)

左舷トモ2番の石田さんと3番の飯田さんは元会社の同僚。「釣りすぎると帰ってから大変だから、このくらい釣れれば十分」と二人で交互に取り込んでいた。

東京湾の船キス釣りで20cm頭に釣る人シロギス38尾【千葉・吉野屋】吉田屋でシロギスキャッチ(提供:週刊つりニュース関東版APC・木津光永)

また、私の隣で竿を出す藤田さんは「キス釣りはまだ3回目。オモリは底に着けたままでいいですか?」と質問があり、「エサをアピールするため、ときどき仕掛けの長さだけ竿を持ち上げて。基本は底で待つイメージでいいですよ」と教える。

好土産を確保

10時、水深19.5mから流し始め、15~17cmを6尾拾い釣り。しかし、このあと潮止まりになるとキスのアタリは遠く、ゲストのエサ取りに手を焼く。それでも、正午すぎから上げ潮が効いてくると、ミヨシ側が潮先となって連続ヒット。13時までの1時間に10尾追釣。最後の流しもよくアタって、合計27尾で14時に沖上がりを迎えた。

東京湾の船キス釣りで20cm頭に釣る人シロギス38尾【千葉・吉野屋】吉田屋でシロギスゲット(提供:週刊つりニュース関東版APC・木津光永)

船中釣果は14~20cm4~38尾で、岡野さんと横溝さんが竿頭。

船長のコメント

「シロギス乗合は年明け1月中旬までの予定です。みなさん誘い合わせて遊びに来てください」

<週刊つりニュース関東版APC・木津光永/TSURINEWS編>

▼この釣り船について
吉野屋/浦安
この記事は『週刊つりニュース関東版』2024年1月5日号に掲載された記事を再編集したものになります。