文章作成AIのChatGPTをスマホにインストールし、戯れに使っている。ライターから職を奪おうとする時代の敵だが、敵を知る必要もあるだろう。さすがに世間の話題になるだけあり、なかなかの仕事をする。では、釣りについて聞くとどうだろうか?私の釣りの本職アジングとメバリングについて、このAIと勝負してみた。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター井上海生)
釣りライターによるメバリング・アジングの説明
では、私の書き方で、メバリングとアジングについて説明しよう。
K.INOUE:メバリングとは、メバルのルアーフィッシングです。主には日没前から夜10時前後までの釣りで、表層といって海面に浮いたメバルを、ソフトルアーで狙います。タックルは6ft後半から7ft前半の専用ロッドに2000番リールにPEライン0.2号程度にリーダー4lbで、ルアーはジグ単といってジグヘッド単体にワームを装着したもの。基本的には1g以下で、波止や堤防などの足元にワームを落として、横にリトリーブして釣ります。
K.INOUE:アジングとは、アジのルアーフィッシングのことです。夕方から夜、または早朝に、回遊してくるアジを狙います。タックルは、5ft~6ft台前半の専用ロッドに1000番リールにエステルライン0.25号程度とリーダー3lb。ジグヘッド単体で、1g以下の非常に軽量なジグヘッドに、1.5inch~2inchのワームを装着します。アジングでもっとも大事なのはアジがついたレンジ(水深)を突き止めることで、投入ごとにリグを沈めてカウントダウンし、5のレンジ、10のレンジ、15のレンジというふうに釣ってきます。
ちょこっとした情報収集にはいいかも
以上、ChatGPTってこんな具合である。結論をいえば、ちょっとした釣りのヒントと、文章作成のベースにはなるかなという程度。ただミス・インフォメーションが非常に多いのも困ったところだ。
たとえばアイドルグループN坂の歴代リーダーについて尋ねてみると、実際は3人しかいないのに5人言って、しかもそれがかなり間違っていたりと、なかなか信憑性が薄い。その精度もこれから上がってくるだろうが、今はこんなもんだ。
<井上海生/TSURINEWSライター>