秋から春の終わりまでがシーズンのエリアトラウトは、冬に釣りをしないアングラーにもおすすめの釣りだ。車がないと行けない場所がある一方で、電車とバスを利用すれば辿り着ける管理釣り場も存在する。今回は、公共機関を利用してアクセスできる関東エリアのおすすめ管理釣り場を紹介しよう。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWS編集部・藤田)
電車&バスで行ける関東の管理釣り場4選
ここからは、電車やバスなどの公共機関を利用してアクセスできる関東の管理釣り場を4選紹介しよう。
1. 秋川国際マス釣場(東京都あきる野市)
秋川国際マス釣場は、自然河川を区分けしてニジマスを放流している管理釣り場。川の流れがあるため、ポンド型の管理釣り場とは違った釣り味を楽しめる。
都内でありながら、渓流の風情を楽しめる景色の良さも魅力。BBQができる区画もあり、デイキャンプと釣りを掛け合わせた楽しみ方も可能だ。
公共機関を利用して向かう場合は、JR五日市線「武蔵五日市」駅から西東京バス「上養沢」行きに乗車して約15分。「秋川国際マス釣場」で下車しよう。
バス停から目的地までは近いのだが、バスの本数が少ないため、一本乗り過ごすと1時間以上待つ場合もある。出発前に時刻表を確認しておこう。
秋川国際マス釣場
2. BerryPark in FISH ON!王禅寺(神奈川県川崎市)
BerryPark in FISH ON!王禅寺は、自然の景観を楽しみながら釣りができる神奈川の管理釣り場。3つのポンドがあり、数釣り、大物釣りの両方が楽しめる。
ほぼ毎日放流があるため、魚影が濃い。ルアー購入ができるクラブハウス、食事ができるレストラン、BBQエリアなど、充実した施設が利用できるのも魅力だ。
電車&バスのアクセスは、以下のいずれかの方法を利用すると良い。バスの本数が少なめなので、行きと帰りの便のチェックを忘れずに。
・東急電鉄宮前平駅から東急バス「柿生駅」行きに乗車して長沢入口で下車して徒歩約3分
・東急電鉄たまプラーザ駅から東急バス「柿生駅」行きに乗車して「日吉の辻」で下車して徒歩約10分
・東急電鉄たまプラーザ駅から東急バス「新百合ヶ丘駅」行きに乗車して「田園調布学園大学」で下車して徒歩約5分
BerryPark in FISH ON!王禅寺
3. フィッシングクラブ ジョイバレー(千葉県成田市)
フィッシングクラブ ジョイバレーは、成田空港に程近い場所にある管理釣り場。来場者数に応じて平日でも複数の放流があり、非常に魚影が濃い。
ニジマスの他にも、アルビノ、ロックトラウト、イトウなどのレアな魚が放流されており、メインポンドは持ち帰り制限がない。受付棟では、ルアーや軽食の購入が可能だ。
公共機関を利用して向かう場合、芝山鉄道「芝山千代田駅」から徒歩約15分でアクセスできる。
道中の道は見た目に反して割と交通量が多いが、路側帯がほとんどなく、街灯も設置されていない。ナイターまで遊ぶ場合、帰り道は真っ暗なので、夜道がちょっと怖い点は覚悟しておこう。
フィッシングクラブ ジョイバレー
4. 多摩湖駅前フィッシングエリア(埼玉県所沢市)
多摩湖駅前フィッシングエリアは、流れるプールにニジマスを放流して釣りができるタイプの管理釣り場。エサ釣りエリア、ルアーエリア、フライ・テンカラエリアに区分けされている。
彩サーモン(赤身で美味しい大型ニジマス)や色物系トラウト(ニジマス以外のトラウト)、超大物も交じる。プール施設なので足場が良く、ファミリーでの利用もおすすめ。
電車で行く場合は、西武鉄道多摩湖線の「多摩湖」駅から歩いてすぐアクセスできる。
多摩湖駅前フィッシングエリア
電車で管理釣り場に行くときの注意点
公共機関を使って管理釣り場に向かう際には電車とバスの時刻や本数に注意したい。場所によっては本数が少なく、帰る時間を見誤ると、かなり待つことになるからだ。事前に帰る際のルートをチェックしておき、何時の電車orバスに乗るのか確認しておこう。
また、帰りは電車やバスが混む場合が多い。始発の時はガラガラでも、帰りは満員電車であることも少なくない。荷物はコンパクトにまとめておくと、移動の際に邪魔になりにくくておすすめだ。
管理釣り場で気軽にルアー釣りを楽しもう
エリアトラウトは、ロッド1本から始められるルアーフィッシング。足場がよく、ルアーを見たことがないフレッシュな魚が定期的に放流されるため、最初の1匹を釣り上げるのは比較的簡単だ。
まずはセニョールトルネードやXスティックなどのお助けルアーを揃えて、気軽に始めてみてはどうだろうか。
<TSURINEWS編集部・藤田>