ボートキャスティング&エギング釣行でヒラマサ&アオリイカ【長崎・ゑびす丸】

ボートキャスティング&エギング釣行でヒラマサ&アオリイカ【長崎・ゑびす丸】

季節は秋になり、さまざまな魚種の活性が上がるシーズンとなった。今回、カマス&サワラキャスティングメインでの釣行を実施。残念ながらカマスサワラの釣果は上がらなかったが、朝マズメにヒラマサ、ボートエギングでアオリイカが22杯(2人)という釣果を得たため紹介する。

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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・石橋健一

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石橋健一

石橋健一 Littlejackフィールドテスター、SeaBondsフィールドテスターとしてショア、オフショア問わず、四季折々の魚をルアーで追いかけている。

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ボートエギングで良型アオリイカ連発

釣行終了まで残り2時間となり、ボートエギングへシフトチェンジ。去年の今頃も2人で20杯程釣れたため、期待が膨らむ。ポイントに到着し、船長と筆者で竿を出すと、早速船長にヒット。

筆者にもヒットし幸先良く秋イカサイズをキャッチ。ここから怒涛のラッシュが始まり、これぞ秋イカと言わんばかりのサイズを連続キャッチした。

ボートキャスティング&エギング釣行でヒラマサ&アオリイカ【長崎・ゑびす丸】秋イカサイズの本命を手中(提供:TSURINEWSライター・石橋健一)

船長と筆者で交互にイカを掛け合っていると、船長が掛けたイカの後ろに良型イカの追尾を発見。すかさずキャストし、サイトでイカがエギを抱いたのを確認した後にフッキング。今までのサイズとは違い、勢いよくドラグが出される。上がってきたのはキロオーバーのアオリイカだった。

ボートキャスティング&エギング釣行でヒラマサ&アオリイカ【長崎・ゑびす丸】キロオーバーの良型アオリイカ(提供:TSURINEWSライター・石橋健一)

その後も良型のイカが連発し船長と2人で22杯のアオリイカをキャッチした。たまたま通りがかったおじさん達にも2杯のイカをすお裾分けし、釣行は終了となった。

ボートエギングのコツ

ショアからのエギングとボートからのエギングでは、大きく違うところがある。ボートエギングでは、船が動いている状態でエギを操作しなければならない。そのためショアよりもラインメンディングが繊細になってくる。

しかしボートエギングの魅力は、なんといっても陸からは辿り着くことのできないエリアでエギングができることだ。場所がフレッシュなため、イカと出逢える確率は格段と上がる。コツを掴めばそこまで難しい釣りではなく、ショアエギングでも活かせるコツがある。

船の進行方向にエギを投げる

まず船の進む方向を把握し、それに応じたエギの操作を行う。船の進行方向に投げればフリーフォール状態となり、逆はテンションフォール状態となる。初心者は船の進行方向とは逆に投げたほうが当たりが取りやすい。

船の進行方向に投げればアタリが取りづらい、糸ふけを取りながらエギを操作しないといけない、広範囲に探ることが難しいなどデメリットもある。しかし、フリーフォール状態になるため、活性の低いイカには効果的である。

同船者が複数いて、かつ皆船の進行方向とは逆の方向に投げている場合も、あえて船の進行方向に投げたほうが良い。他の同船者よりも先にフレッシュな場所を攻めることができる。

メリット、デメリットを踏まえた上で釣りをして釣果が上がれば、さらに面白くなること間違いないだろう。

同船者がヒットさせた場所は覚えておく

同船者がヒットさせた場所というのは、まだ複数のイカが残っている場合が多い。その場所を重点的に探ることと、同船者が掛けたイカにも追尾している可能性があるため、狙い目である。

まだまだ秋は始まったばかり、と思えばいつの間にか秋が終わり冬になっている。私のエリアでは主に秋から春までが釣り本格シーズンだ。これから春にかけて釣りは益々忙しくなってくるが、仕事と釣りと子育てを全て両立させながら、日頃釣りに行かせてくれる妻に感謝し今後も釣りを楽しんでいきたい。

ボートキャスティング&エギング釣行でヒラマサ&アオリイカ【長崎・ゑびす丸】当日の釣果(提供:TSURINEWSライター・石橋健一)

<石橋健一/TSURINEWSライター>

▼この釣り船について
ゑびす丸
出船場所・野々串港