釣りのハイシーズンは秋冬。そのあとにはぱったりとアタリが止まる、事実上ストップフィッシングの厳冬期が来る。2023年の釣りシーズンも、もはや11月12月を残すのみとなった。目前のハイシーズン、そして哀しいオフシーズンの前に何を釣るべきか?大阪湾奥のアングラーである筆者が、自身のシーズナルパターンから釣り物を選んで語りたい。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター井上海生)
魚種を絞りながら「プラスワン」も
「ベースは釣果が出やすいものとして、何かプラスワンの釣り」
筆者は秋冬の釣りは、そのように考えている。メバル+夕マヅメのメタルジグとワインドでタチウオを諦めずに追う、というような。夕マヅメのタチウオ・回遊魚からナイトメバルという流れは、時間の使い方としてものすごく効率的ではないだろうか?
早朝のLSJならば、陽が上がるまではワインドでタチウオ、そのあとはジグで青物を狙って、そしてジグサビキで小物を狙うという流れも効率的で、本命と共に「プラスワン」が常に狙える。
魚種を絞りながら、プラスワンを狙う。二本立て。これも良い。
ハイシーズンに釣りまくっておく
水温20度前後の海は、どんな釣り物も反応がよくなる。この時期に釣りまくりたい。冬の風物詩メバルの適水温が14℃くらいで、これを下回るとだんだん難しくなってくる。本当の下限は12℃というところ。回遊魚がスーパーヒットのシーズンでないと、ここでストップフィッシングとなってしまう。ちなみに海水温12℃となるのは、例年1月末くらいだ。
そのあとはしっかりと休むことを考えよう。あまり気張って釣りに行っても、海は相手をしてくれない。寒さも堪えるし、お金もかかる。普段週1で1釣行5000円使うなら、なんと月に2万円。1月から4月まで耐えるなら、8万円は貯まる。ステラ買えるかもしれないぞ!なんて。でもオフシーズンのこういう節約で、道具がグレードアップできるのは、マジいとおかしである。
<井上海生/TSURINEWSライター>