龍ヶ岳町（熊本県上天草市）の赤崎港で、カワハギが釣れ始めた。まだ数は少ないものの、「肝入り」は上々だ。10月4日に釣行した際は、まずまずの釣果に恵まれた。
（アイキャッチ画像提供：TSURINEWSライター松田正記）
松田正記
ＴＳＵＲＩＮＥＷＳの〝レシピ〟が好きすぎて「藤まる食堂」をオープン。いろいろな釣りを紹介する地元（熊本）の釣りガイド。最新の釣果情報と魚料理のリアル二刀流です。
カワハギの釣期
龍ヶ岳周辺のカワハギは秋から初冬がシーズン。市販の胴突き仕掛けに、オキアミやアオ虫を付けてベタ底を探る。序盤は10cm以下のリリースサイズが多いものの、徐々にサイズアップ。本番を迎えると、手のひら大の腹太が1人5～10尾釣れる。
オキアミからスタート
この日は午前9時ごろに現着。外波止に釣り座を構え、すぐに準備に取りかかった。仕掛けは袋から取り出せばすぐに使える波止カワハギ完全セット。まずはハリにオキアミを付け、サオ下から探りを入れた。
カワハギ狙いの仕掛け（作図：TSURINEWSライター松田正記）ゲスト魚に苦戦
間もなくアタリが出始めた。しかし、ハリ掛かりするのは小ダイやベラなどのゲスト魚ばかりで、いきなり苦戦。それでも手数を増やすと、リリースサイズのカワハギが顔を見せた。
アオ虫で連打
魚信は間断なく続いた。だが、なかなかキープサイズのカワハギが釣れない。そこでエサをアオ虫に変更。一歩下がって波止際を攻めると、ゲスト魚のアタリが少し減った。同時にカワハギのはみ音（捕食する時のくちばし音）が聞こえる気がする。
堤防釣りでで良型カワハギ手中（提供：TSURINEWSライター松田正記）ここでサオをゆっくり持ち上げると追い食い。やや重くなったところでアワセを入れ、サオにのせた。魚はヒラを打つように横走り。「カワハギだ」。小気味いい引きを味わいながら、そっと抜き上げたのは20cm近い良型だった。
その後も同じ要領でカワハギを連打。6尾をキープしたところで、正午ごろに納竿した。
今後の展望
現地の水温は25℃前後（当日現在）で、例年よりも2℃ほど高い。もう少し水温が下がれば数が上がるようになる。
＜松田正記／TSURINEWSライター＞
赤崎港
