釣魚を掴む【フィッシュグリップ】の代表的トラブル 一番の敵は「サビ」

釣魚を掴む【フィッシュグリップ】の代表的トラブル 一番の敵は「サビ」

釣った魚を安全に手にするためのフィッシュグリップは、様々な種類のものが販売されています。筆者も様々なタイプを使いましたが、今は一番使用感が良かった1種類に落ち着きました。今回は、そのフィッシュグリップを紹介します。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・須藤雄飛)

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須藤雄飛

30代。秋田県在住のアングラー。幼少期から釣りをたしなみ20代からルアー釣りを開始。最も得意な釣りジャンルはサーフフラットフィッシュ。

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その他 お役立ち

値段が張るフィッシュグリップ

筆者も今まで見た目、使用感が良さそうだからと数万円するフィッシュグリップを使ったこともありました。しかし、価格と丈夫さがまったく比例しないのがフィッシュグリップだと思っていただいても構いません。水洗いをしても、高価なものも壊れてしまいます。

塗装が浮いてきてしまった

意外と、塗装が施されているフィッシュグリップも多いのですが筆者が使用したものは塗装が一部分剥がれたところから、みるみるうちに浮きが発生。またたく間に全体に広がり、無残な姿になってしまいました。

砂が嚙みやすいものもあった

ピストル型とか持ち上げ式とか、様々なタイプがありますがタイプにかかわらず砂が噛みやすいものもあります。砂が開閉をつかさどるばねの部分にこびりつき、水で洗い流してもグリップ部分がなかなか戻らなくなるものもありました。

筆者のフィッシュグリップ「VFC-1500V」

筆者は、たまたまネットサーフィンで見かけたVFC-1500Vというフィッシュグリップを使用しています。このフィッシュグリップは有名釣り具メーカーの製品ではないノーブランド品です。

釣魚を掴む【フィッシュグリップ】の代表的トラブル 一番の敵は「サビ」筆者のフィッシュグリップ(提供:TSURINEWSライター・須藤雄飛)

8年使っても錆びなし現役

そもそもこのフィッシュグリップを買ったのも、高価なフィッシュグリップがまったく開かなくなり、支障が出たため間に合わせのように買った経緯がありました。しかしながら、そのフィッシュグリップが一番お気に入りになり、今も使用しています。

1点だけ気になるポイントは、やや重いという事です。アルミ製の高価なものは100グラム台が多いのですが、このフィッシュグリップは220グラム程度あります。しかし、フローティングベストに取り付けていれば、さほど気になりません。

給脂しやすい

給脂孔つきということもあり、グリスアップがしやすいです。正直、水洗いをシーズン中にしっかりしておけばオフシーズンになった時にグリスアップして保管しておけば全く問題ありません。8年間、ずっとそのメンテナンスです。ホームセンターで、工業用のグリスを買って入れておくのがおすすめです。

釣魚を掴む【フィッシュグリップ】の代表的トラブル 一番の敵は「サビ」給脂孔がついている(提供:TSURINEWSライター・須藤雄飛)

重さも測れる

魚の重さも測れます。当然、目盛タイプなので正確なものではありませんが、おおよその目安を目で見て確認しやすいのも魅力です。

全然錆びない!

筆者のこのフィッシュグリップの一番のお気に入りポイントは、やはり錆びないところです。価格がリーズナブルなのに、良質なステンレス素材を使っている証拠です。買い替えを検討されている方などに、特におすすめです!

<須藤雄飛/TSURINEWSライター>