スーパーライトショアジギングでは、帰ってからやるべきこともたくさんあります。特にメタルジグ、そして釣り具の徹底的な塩抜き。その他の釣行後ルーティーンを紹介します。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター井上海生)
徹底した塩抜き
まず、メタルジグは、徹底的に塩抜きしてください。
どれくらい塩抜きするかというと、筆者は、まず台所のザルに使用したメタルジグをすべて入れ、自分がシャワーを浴びるあいだ、ずーっとメタルジグを塩抜きしています。シャワー中はサオの塩抜きや、タモ、フィッシュグリップも徹底的に洗うので、15分くらいはかかります。15分、メタルジグに水を流し続けていることになります。
おかげでメタルジグはほとんど錆びていません。本当は釣り場でも水をかけたいくらいですが、まあちょっとそれはできないので。しかし、それくらい塩抜きしないと、何せ金属部品があちこちについた、何よりも塩噛みしやすいものなのですから。
ちなみに、本当に塩噛みしたメタルジグやハリ周りの部品を塩抜きするときには、まず熱湯に5分ほど浸して、その後5分放置、そのあとサビ取り剤を吹いて5分放置した後でウエスで拭うと、大部分の塩とサビが取れます。
リールとロッド
SLSJで使用するリールは、PEラインに塩が噛みます。ロッドも同様。ライトゲームやシーバスゲーム、チニングとは比になりません。メタルで飛距離が出る=かなり長いラインが塩水に浸る、という意味です。ラインは必ず流水でスプールを揉み込んで洗いましょう。
ロッドはお風呂場で温かい湯をかけてから、最後に冷たい水をかけることで、サビにくいといわれます。リール、ロッドも、ちょっと「やりすぎる」くらい塩抜きしましょう。
使用したハリの点検
メタルジグを塩抜きして乾かしたら、次はハリの点検です。まあここまでは一日空いてもいいでしょう。とはいえ、翌日に釣るならば、乾いてすぐやるべきですが。
ハリ先が甘くなっていたらフレッシュなハリに交換してください。タチウオやシーバスなど、食うのがヘタクソな魚はハリ先の鮮度が何より大事です。また青物はハリを伸ばす心配があるので、劣化が進んでいれば、ハリは積極的に前後共に新しいものを使いましょう。
釣行後のルーティーン
ここからは筆者の個人的なルーティーンです。参考までに。
私は釣った魚を、爆釣しているとき以外は、よく写真に収めます。今のスマホの機能では大体はそれで地域情報と撮影日時の情報がつきます。つまり、「この場所でこの時間に釣ったんだ」ことがわかるのです。
この情報は、次の釣りにフィードバックできます。潮回り、上げ下げのタイミングも付随して頭の中に入れておけば、再現性あるSLSJが楽しめます。