2023年もワカサギシーズンが到来。今回は群馬県の「赤城大沼」と「榛名湖」のワカサギ釣りを釣行記を混じえて紹介する。どちらの釣り場も解禁直後の釣行で束超えを達成し、今シーズンも期待が持てそうだ。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・郡直道)
榛名湖
群馬県高崎市にあり、湖面の標高が1084m。赤城大沼より約200m以上低いので、寒さの程度はだいぶ和らいでいる。赤城大沼は毎年冬に氷結するが、榛名湖は数年前にワカサギ氷上釣りが一度解禁されただけで、その年以外は氷厚が足りず解禁に至っていない。
タナは底付近
今期初の釣行は9月9日(土)。台風の進路がずれて釣りができそうだったので、ボート店のロマンス亭に電話を入れて家を出た。
山を上るうちに曇りから小雨模様になり、ボートを漕ぎ出すときには雨が強まっていた。最初に入ったポイントは、マンション前の水深9m付近。魚影はまずまずだが、アタリはまばらだった。
例年解禁当初の榛名湖は、ワカサギが水深2~3mの浅場にしかいなくて、長竿でボートから離れたところでしか釣れない年も多かった。今季は解禁から8mの底で釣れているので、電動リールで釣ることが可能。
ゆうすげ前のポイントで多点掛け
アタリが渋いのでポイント変え。カッター前、砂押と魚探と睨めっこしながら移動する。結局、ゆうすげ前まで漕いでしまった。そこではまとまった魚影があり、多点掛けがときどきあった。
ボートの帰着時間は16時なので、桟橋までの距離を考え15時すぎに納竿。釣果は163尾だった。型は平均7~8cmほどで、例年よりは大きかった。
まだ水温が高く、ブラックバスの活性が高いので、追い食いを待っていると襲撃を受けやすくなるので注意。仕掛けやオモリは多めに用意したほうがいいだろう。
p>問い合わせはロマンス亭へ。
<週刊つりニュース関東版APC・郡直道/TSURINEWS編>
榛名湖