夏が過ぎて、アオリイカのハイシーズンとなる秋。プレッシャーの低い小型のイカが岸際にいるため、初心者でもエギングで狙いやすいです。しかし、「秋にはどんなエギを使えばいいの?」「秋におすすめのエギは?」と気になっている方もいるでしょう。そこで今回の記事は、秋イカにおすすめのエギを8個紹介します。選び方やカラーについても解説するので、ぜひ最後までチェックしてみてください。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・あつ)
秋イカはエギングで釣ろう
秋はその年に産まれた新子のアオリイカが狙えるシーズン。コロッケサイズ(約100g)やハンバーグサイズ(約300g)のアオリイカが岸際にいて、エギングで狙えます。
その年に産まれたばかりのアオリイカなので、スレていないのが特徴。そのため、エギング初心者でも狙いやすくなっています。
また、秋のアオリイカはエサよりもエギに興味をしめし、バイトをしてくることが多いです。効率良く楽しく釣るためにも、秋イカをエギングで狙ってみましょう。
秋イカはエギで釣果が変わる
秋イカはエギで釣果が変わります。その理由は以下の通りです。
・アオリイカはエギの光を認識している
・好みのエギのサイズがある
・フォールをチェックしている
上記の理由を以下で詳しく解説します。秋シーズンのエギングで釣果をあげたい方は、参考にしてみてください。
アオリイカはエギの光を認識している
アオリイカの視力は0.6~0.7と言われており、魚よりも優れています。そのため、遠くのエギも見つけることが可能です。しかし、アオリイカには色彩があるわけではありません。
その代わりにベイトの光を確認して捕食します。エギのカラーを変えれば、イカからの見え方が変わりバイトへと繋げられるのです。イカのコンディションに合わせて、エギを変える必要があります。
好みのエギのサイズがある
秋イカには好みのエギのサイズがあります。基本的に秋イカは小さい個体が多いので、大きいエギにはアタックしません。大きいサイズのエギを選んでしまうと、アピールが強すぎて秋イカが警戒してしまうので注意が必要。
また、大きいサイズのアオリイカであっても、小さいサイズのエギを好むときがあります。
フォールをチェックしている
アオリイカはアクション中ではなく、フォール中にバイトしてくるイカです。アクションにイカが興味を惹かれ、フォール時に逃すまいと抱きついてきます。ですので、エギのフォールを意識して、エギを選択することが重要です。
メーカーや形状によって、エギの沈下速度が変わるのでチェックしておきましょう。
秋イカに最適なエギの選び方
秋イカに最適なエギの選び方は3つあります。そのポイントはこちらです。
・サイズやシルエットで選ぶ
・カラーで選ぶ
・沈下速度で選ぶ
上記のポイントを押さえておけば、秋イカの爆釣も夢ではありません。以下の選び方を確認し、秋にピッタリなエギを見つけてみましょう。
サイズやシルエットで選ぶ
秋イカは、エギのサイズやシルエットが大切です。先ほども紹介しましたが、イカのサイズが小さいので、大きいエギは避けられてしまいます。そのため、比較的小さい2.5号~3号のエギが秋イカにおすすめです。
初秋のアオリイカには2.5号、秋の終盤には3号を使うと良いでしょう。または、アオリイカがコロッケサイズなら2.5号。ハンバーグサイズ以上なら3号~のエギを選んでみてください。
カラーで選ぶ
エギングではエギのカラーが大切です。アオリイカは色が識別できるわけではありませんが、色の光をキャッチしてバイトします。黄→緑→赤の順番に光が暗くなっていき、アオリイカからの見え方が変わるのです。
高活性時は黄色やオレンジ、低活性時には緑や赤が効果的になります。その日の気分や活性によって変わるので、黄・緑・赤の3色を基準にしていろいろ試してみましょう。
沈下速度で選ぶ
秋イカのエギングは、エギの沈下速度で選ぶのも重要です。イカはフォール中にエギをよく確認し、抱きついてきます。エギはそれぞれの商品によって、沈下速度が変わります。
約3.0~5.0秒/m、約5.0~7.0秒/m、この2つの沈下速度を使い分けてみると良いです。フォールが遅いエギは低活性時におすすめで、フォールの早いエギは高活性時にピッタリです。こちらもその日のコンディションに合わせて選ぶ必要があります。