8月27日、前半戦は三重県桑名市を流れる揖斐川でシーバスを、後半戦は愛知県名古屋市の福田川の水路に入り、ナマズを狙った。どちらも本命をゲットできた釣行の模様をレポートする。
（アイキャッチ画像提供：週刊つりニュース中部版APC・戸田英明）
TSURINEWS編集部
福田川でナマズゲーム
次の潮の動きだすまで粘るが反応はなく、不完全燃焼と感じながらも午後10時30ごろに釣り場を後にした。まだまだ釣り足りなかったので、後半戦は名古屋市中川区戸田周辺を流れる福田川の水路に入り、ナマズを狙うことにした。
ここは横幅約2mで水深も15～20cmぐらいのストレートが基本の小規模水路。少しでも変化があるポイントを探ると勝負が早いはずだ。ルアーはスミスキャタピーのチャートイモムシカラーをセレクトした。
反応あるもミスバイト
まずは水門周りを探るが反応はなく、護岸際に茂る草のサイドと探りながら下流へ移動していった。すると排水管から水が流れて出ている所を発見。水の動きがあまりない水路では、見逃せないポイントだ。
その上流に位置する護岸には草も茂っており、絶好のポイントだ。アプローチには細心の注意を払い、上流に立ち護岸ギリギリにダウンストリームにキャスト。ルアーはスロースピードでタダ巻きし、ちょうど流れ出しを通過しその後は草の際を通るようにコントロールする。
すると草にさしかかった所で、バフゥッとバイト音と派手に水柱が立つが、ルアーは空中に舞いミスバイトとなった。
50cmオーバーのナマズが登場
だがフックに触れた感触はないので、もう一度チャンスはあるはず。すかさずキャストし同じコースを引いてくると、思った通りバイトが出たがこれも乗らない。
諦めずに足元まで引いてくると、大音量のバイト音とともに水しぶきが飛び散った。同時にロッドに重みが乗ったので、アワセを入れた後も追いアワセを入れてファイトに持ち込んだ。
護岸にラインが擦れないように注意しながらファイトし、キャッチしたのは50cmオーバーのナマズだった。水深があまりないので、リリースの際はランディングネットにナマズを入れ、ネットを水中に入れると一目散に泳いで逃げてくれた。
福田川でキャッチした50cm超のナマズ（提供：週刊つりニュース中部版APC・戸田英明）
＜週刊つりニュース中部版APC・戸田英明／TSURINEWS編＞
福田川
