8月19日、中潮。佐賀県唐津市肥前町・大浦浜漁港より出船の、きずなまりんを利用して、シーズン真っただ中の伊万里湾バチコンアジングに行ってきた。
（アイキャッチ画像提供：週刊つりニュース西部版APC・吉川徹）
TSURINEWS編集部
きずなまりんでバチコンアジング釣行
午後5時30分、出船。さすがにまだ暑い。30分程度でポイントに到着。安井船長が海へアンカーを入れ、船を固定する。湾内は風があって気持ち良い。明るい時間帯には良型マダイのヒットもあり賑やかな船中となった。
7時ごろ、ライト点灯。いよいよ本番のナイト・ゲームへ突入だ。早いときは点灯後30分もしないうちからマアジが釣れだすそうだ。この日は点灯後1時間後くらいからベイトが集まり始め、マアジ（レギュラーサイズ20～25cm）がボトム付近で釣れだした。
バチコンアジングタックル＆仕掛け図（提供：週刊つりニュース西部版APC・吉川徹）
レンジごとにアジのサイズが変わる
時間がたつにつれベイトが多くなり、それを食べにマルアジが群れで現れ始めた。一番釣れていた時間帯は表層がマルアジ、20mがマアジ（レギュラーサイズ）、25m（ボトム）がマアジ（メガサイズ30cm～）。別図のような感じだった。こんなとき、カウンター付きのベイトリールだと、一発でマアジがいる20mラインで仕掛けを止め、数釣りができるからお勧め。
アジの泳層（提供：週刊つりニュース西部版APC・吉川徹）私のプランは、マルアジが集まるまでは2本バリで数＆レギュラーサイズ狙い。マルアジが集まりだしたら、1本バリの逆ダンリグで型狙い。なぜ1本バリにチェンジするかというと、例えば20mラインで1尾マアジがヒットしたとする。巻き上げていると、表層付近で何も釣れていないハリにマルアジがヒットしてしまうからだ。それを避けたいがために、1本バリにチェンジするのだ。
2本針でダブルも（提供：週刊つりニュース西部版APC・吉川徹）32cmのマアジが登場
9時30分ごろ、ライトが当たっている所はマルアジ地獄なので、暗い所へ少しキャストし、着底させPE（ライン）を張らず緩めずのゼロテンションでワームを漂わせていると「コン」と、明確なアタリがきて「バシッ」と、アワセを入れる。いい感じの引き味。時折鳴るドラグ音もたまらない。
抜き上げて確認するとマアジだった。計測すると32cm。見事メガアジをキャッチすることができた。このサイズを釣りたかったのだ。
レンジごとにアジのサイズが違った（提供：週刊つりニュース西部版APC・吉川徹）
