旧中川の「ゆりの木橋」にハゼ釣りに行ってきた。2年振りのハゼ釣りに加え、初めてのポイントということもあり期待と不安が入り乱れての釣行となった。当日のリポートと併せて釣果へのポイントなども解説しよう。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)
1時間でツ抜け
すると1投目からアタリが訪れた。この時は掛からなかったが2投目には本命をキャッチ。「ゆりの木橋かなり良いかも♪」とテンションは急上昇。
さらに次の投入ではダボハゼがヒット。1時間でツ抜けとペースはあまり良くないが一旦小休止にした。
入れ食いが始まる
朝食を終えて釣りを再開。7時台に入ると遂に入れ食いが始まった。ダボハゼも混じるが、掛かって来るのは主にマハゼ。型は10cm位が中心だ。
ある時、楽しさのあまりキャストに勢いがついてしまい仕掛けがロープに絡んでしまった。
仕方がないので岩場から水に降りて行き、他の竿でラインを掴み何とか解決。辺りを見回すと、他にもロープに絡んだ仕掛けが放置されていたのを見つけたので気を付けたい。
次第に潮が引いてくるとダボハゼの猛攻が始まった。それでもダボハゼに交じりながらもポツポツと本命を追加していく。
ロープの外側狙いに変更
この状況を何とか打破したいと思い水面ギリギリに立ち、身を乗り出しながらロープの向こう側に仕掛けを送り込んでみると、本命が連発。
ロープの外側では再びマハゼのヒット率が上昇するが、それでもダボハゼは相変わらず掛かってきて手を焼く。
その頃、見ず知らずの年配の通行人の方から缶コーヒーの差し入れを頂いた。以前沼津で釣りをしている時にも同じく年配の通行人から食べ物の差し入れを頂いたことがあったのを思い出した。
世知辛い世の中にありながら、釣りを通して人情に触れることができて幸せだ。その後も順調にハゼは釣れ続けて60匹に到達。時間を見ると10時だったので一旦納竿として木場の親水公園へと向かった。
ゆりのき橋
木場親水公園は撃沈
木場の親水公園は数年前までは数時間で簡単に束釣りも可能だったが、最近は全くダメ。
今回も調査を兼ねて竿を出してみたが、人の気配を感じると瞬く間に泥煙を立てていなくなってしまう。超神経質になっていて全く釣れる気がしない。
見えハゼもいるが、昔ほどの数ではない。釣り人は1人もいなかったので、やはり今年も不調なのだと思えた。結局この場所では1時間釣りをしたが、1匹も釣れずに当日の釣りを終了とした。
木場親水公園