7月21日、愛知県愛西市の木曽川立田大橋周辺にハゼとテナガエビを釣りに出かけた。息子がこの日から夏休みということもあり、夏休み早々に思い出作りをということだ。息子と釣りに出かけるのは半年ぶりで、親の方が前日からそわそわ落ち着かなかった。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・千田哲也)
立田大橋周辺でハゼ釣り
今年初の立田のハゼ釣り。昨年は思うように行けなかったので、久しぶりで、早く感覚を取り戻すことが不可欠になる。
午前5時半すぎに到着。立田大橋下手の船着き場近くに場所を設けて準備を始める。今は上げ潮。ブロックの穴に仕掛けを落としてテナガエビを釣るには難しいので、まずはハゼ用のサオを準備する。リールザオにオモリ4号、5号2本バリ仕掛け。エサはゴカイだ。
息子にサオを投げてもらい、私は2本目のサオを準備する。しばらくして1本目の仕掛けを取り込んでもらうと、今年初のハゼが付いてきた。今日はたくさん釣れる気がする。今年の立田のハゼは魚影が濃いと聞いていたが、幸先いい釣果に期待を込めて4本のサオを投入してみた。
テナガエビもヒット
その後もポツリポツリとハゼが釣れてくる。だが、上げ潮のため見る見るうちに水面が上がり、あっという間に満ちてきて荷物を移動しないといけないほどに。潮止まりで釣れにくくなったこともあり、このタイミングでテナガエビのタックルを準備することにした。息子はテナガエビを見たことがないが、エビが釣れたときのあの独特の引きを感じてほしい。
やがていい具合に水が下がり、穴に仕掛けが落とせるくらいの水量になってきた。早速エビのサオとハゼのサオを両方投入する。ハゼのサオは忘れたくらいのタイミングで釣れる程度。思うように釣れないので、ハゼは少し諦めモードだ。
テナガエビのサオのウキが沈んだので上げてみるとハゼ。釣れたのはうれしいが、本命のテナガエビではないので息子は少し寂しそう。諦めずにエサを付けてサオを振り出す。しばらくして、ようやく本命がきた。これでコツが分かったのか、少しのアドバイスと自分の考えでテナガエビを釣ることに成功していた。
ただ素手では触れないようで、ハリ外しを頼んできた。そこだけは克服できなかったようだ。
親子水入らずで楽しんだ
日が高くなり気温が上がってきた。熱中症対策としてお茶と塩分アメを持参したが、かなりの量を消費している。エサが切れたところで納竿となった。長時間の釣行は体に負担が大きいので、この時期は涼しい時間の釣行が望ましいと思う。
親子水入らずの釣行は子供の成長を感じることができた。思春期に入り釣行中も会話は少なかったが、親としては一緒に行ってもらえるだけでありがたい。そこで釣りの技術を学び、自分のものになればそれでいい。身に着けた技術を広げていってほしいと思う。
<週刊つりニュース中部版APC・千田哲也/TSURINEWS編>
立田大橋周辺