サーフ投げ釣りでキス32尾【三重・吉崎海岸】ボートロッドでも追い風利用で飛距離稼ぐ

海釣り 投釣り

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吉崎海岸で投げキス釣り

この日は磯津漁港からキス狙いで出船する予定だったが、前日の大雨で湾内に流れ込んだ漂流物のため急きょキャンセルに。

船長に磯津漁港を出てすぐ外側の吉崎海岸周辺がポイントと聞き、様子を見に行き先釣者に話を聞くと「漂流物が掛かるができないことはないよ」とのこと。この一言で、釣れなくても吉崎海岸を調査するという観点でやってみることにした。

ボートロッドでキスを狙う

サーフからの投げ釣りは飛距離が重要なことは分かっているが、今はボートロッドしかないため、これを工夫して釣るしかない。

この日は台風の通過後で山側から海へ強風が続いており、これが追い風となる。オモリは15号。この風を利用して飛ばすと、なんとか50mくらい稼ぐことができた。しかし、妻は遠投が難しく20mがやっとだ。

1投目で本命ヒット

最初の1投目でピクピクとアタリがあり、仕掛けを回収するとキスだった。すでにキスが相当数いるようだ。しかし、浮遊している海藻が釣りを妨げる。キスが掛かっても、途中で海藻が絡まりバレることがたびたびあった。

だが、それを超えるほどの釣りができた喜びを感じる。ボートキスが中止となり諦めていたところに新たな道を見つけ、今実際に釣っている。本当に面白かった。

順調に数を伸ばす

専門の道具でもないし、エサを消費して釣れれば御の字と考えていたが、順調に数を伸ばして　お土産になるくらいの数を釣った。

妻は飛距離が少ない分、私の半分以下だが、時々ゲストのメゴチやコッパガレイが釣れた。何が釣れるか分からないというサプライズもあり、常に集中した時間を過ごした。

最終釣果

午後3時に納竿。エサも使い切ることができた。釣果はキス15cm前後32匹。海藻や藻などの漂流物に妨害されなければさらに釣れただろう。

＜週刊つりニュース中部版APC・石川友久／TSURINEWS編＞