奇策は「プロに任す」?
そんな憧れのメモリアルフィッシュ人生初アカムツを手中にしたいアングラーのために最短ルートでアカムツに辿り着ける奇策を考えてみた。それはズバリ、独りで頑張らずになにもかもプロに任せること。ここでいうプロとは遊漁船の船長のことだ。
釣竿とリール
釣竿とリールは遊漁船の貸竿を利用してみてはどうでしょう。遊漁船側も乗客に釣ってももらうのが仕事なので、ちゃんと釣れる実績のある竿とリールを用意してあるはずです。自前の道具の良し悪しで悩んでいるなら、いっそ一度家に置いたまま釣行に出掛けてみましょう。
仕掛け
仕掛けもできるだけ遊漁船で用意してもらって購入しましょう。おそらく最も実績のある仕掛けを用意してくれることでしょう。もし遊漁船が販売していないようなら現地の釣具店数店でおすすめの仕掛けを購入しましょう。まず最優先は遊漁船おすすめの仕掛けをゲットすることです。
餌
餌もできるだけ遊漁船サイドで用意してもらいましょう。信頼と実績のある餌を用意してくれるはずです。遊漁船側で用意してもらえない場合は次善の策として現地の釣具店のおすすめの餌を入手しましょう。
釣り方
プライドを捨ててゼロベースで遊漁船の船長や中乗りさんに指導を仰ぎましょう。多くの船長さんは親切丁寧に教えてくれることと思います。そうすれば自ずと道は開けるでしょう。
フィールド
筆者のオススメは圧倒的に富山湾です。理由は明快です。アカムツの魚影が濃く、水深100m~150mと浅くオモリは100号前後と比較的軽量で体力的にも負担が小さいからです。
富山湾の船アカムツ釣りでは全員安打に情熱を燃やす遊漁船や夢のつ抜けが多い船もあります。全員安打の輪に加われれば、人生初アカムツはもう手中にしたようなものです。
奇策は実は王道でもある?
もちろん、釣竿・リール・仕掛け・餌・釣り方などすべて自分で工夫して釣果に辿り着くのが釣りの醍醐味ですし、筆者もそっち派です。ですが、その道のプロに指導を仰ぐというのはどんな世界でも王道のひとつでもあります。
釣りの楽しみ方は人それぞれ自由です。釣ったからこそ得られることもたくさんあります。まずはアカムツを手中にすることで自分の釣りにフィードバックできることがたくさんあると思います。
いかがですか。人生最初のアカムツを釣り上げたいと思っているかたはぜひお試しくださいませ。
<宮崎逝之介/TSURINEWSライター>